さっぱり美味しいういろうを作ろう

夏の訪れを感じさせる季節の和菓子

6月は「和菓子の日」とされ、6月30日には「水無月」という和菓子を食べる習慣があり、夏越の祓いの行事に食べる事で無病息災を願うとされています。そこで「水無月」の材料になっているういろう作りに挑戦します。

色鮮やかな4色のういろう

ういろうの種類は大きく分けて「白」「黒」「抹茶」の3種類ですが、今回は色々な味を味わってみたいということで定番の抹茶の他に、チョコ、いちご、かぼちゃの4種類にチャレンジ!本来は蒸して作りますが「ういろう粉」を使って鍋だけで簡単に作ります。

ういろう作りの材料

  • ういろう粉・・・・50g
  • 砂糖・・・・・・・50g
  • 水・・・・・・・・各250㎎
  • かぼちゃ・・・・・200g
  • 抹茶パウダー・・・15g
  • ココアパウダー・・15g
  • いちごジャム・・・50~100g

☆甘さや味の濃さはお好みでご調整ください

作り方

混ぜて濾す

ボウルにういろう粉と砂糖を入れしっかりと混ぜます。この時に抹茶パウダーとココアパウダーは一緒に混ぜ合わせておきましょう。混ざったら水を少しずつ加えてよく混ぜ、濾し器でこします。濾したものを潰したかぼちゃといちごジャムにそれぞれ混ぜ合わせます。

しっかり練る

ういろう生地を鍋に入れ中火で加熱します。混ぜ続けると底から固まってくるので、固まり始めたら弱火にして10分ほど練り続けます。固まり始めると焦げやすくなるので手を止めず練り続けましょう。全体的に固まり、ツヤと少し透明感が出てきたら火を止めます。

冷やし固める

熱いうちに型に入れて粗熱をとり、冷蔵庫に3時間以上入れ冷やし固めます。ハート型等の型を使う場合は少しずつ生地を入れていくため、入れている間に冷えて型に入れにくくなってしまいます。手早く入れるか、再度温めて生地を柔らかくして入れましょう。

綺麗にカット

冷やし固めたら型から出し、好みの大きさに切りお皿に盛り付けます。切りにくい場合は包丁に水を付けると切りやすいです。全体的に普通のういろうよりも少し柔らかめでお味はさっぱり美味しいのでこれから暑くなるこの季節にぴったり!ぜひお試しください。