ついに到来暑い夏!千葉県九十九里浜を特集

今回ご紹介するのは、日本最大級の砂浜である千葉県「九十九里浜」。夏には関東近県から多くの海水浴客が訪れます。マリンスポーツも盛んで、冬でもサーフィン好きの人たちで賑わっています。海水浴場周辺には無料駐車場が多く、車でアクセスしやすいのも人気の理由。また海だけでなく千葉の山にも行きやすいので、夏は海も山も楽しみたいという人にオススメのスポットです。

千葉の夏といえば九十九里浜

夏になると、県内はもちろん東京都内や埼玉県からも多くの人が海を求めてやってくる九十九里浜。千葉県東部、太平洋に面している刑部岬(ぎょうぶみさき)から太東崎(たいとうざき)までに及ぶ砂浜海岸で、その全長は66㎞とされています。まさに日本最大級で、日本の白砂青松100選、日本の渚百選、日本三大砂丘など、数々の絶景スポットに登録されています。
九十九里浜の北側の到達点である刑部岬は日本の夕陽百選や関東の冨士見百景にも選ばれ、九十九里浜全景や漁港街を見渡せる絶景スポット。さらにそのまま茨城県方面へ行けば、日本一早い初日の出を拝むことができる犬吠埼があります。

また、南側の到達点である太東崎より南に行けば、そこでは関東にいながらリゾート地のような房総半島を楽しむことができます。この九十九里浜沿いの九十九里有料道路は、海を眺めながらのドライブにも最適。気候はヒートアイランドの影響を受けておらず、夏は比較的涼しく、寒暖差が少ないため、南国のような雰囲気なのに避暑地としても人気があります。
さらに九十九里浜の海は波質が良好のためサーファーの聖地としても有名です。

海に入る前に知っておこう!危険な生き物にご注意!

照りつける太陽、輝く海…海水浴は心を開放してくれます。しかし油断は禁物。海には危険な生物もたくさん棲んでおり、気軽に手を出すと大変なことになりかねません。

ミノカサゴ

日本の海ほぼ全域に生息する。見た目は優雅だが、ヒレに毒針を持ち、刺されると激痛が長時間続く。

オニヒトデ

本州より南の海に生息する。万が一刺されると強力な毒でアナフィラキシーショックを起こすことも。

カツオノエボシ

太平洋に広く分布。電気クラゲの異名を持つのにクラゲではなく、ヒドロ虫の群体。強力な毒がある。

ガンガゼ

房総半島から南の海で良く見られるウニ。トゲの長さはなんと30㎝もあり、刺さると抜くのが大変。

ダツ

矢のような魚。海上にまで飛び上がって鋭いくちばしが刺さることも。ダイビングなどで沖に出る時に注意。

日焼けはもちろん「足裏焼け」に気を付けよう

久しぶりに海に行こうと思っている方で油断しやすいのが足裏焼け。裸足で砂浜を歩くと、想像以上に熱いのでご注意を。砂は細かい石であるため、熱を吸収すると放熱しにくく、日中は常に加熱されている状態になっています。そのため砂浜の表面温度は70℃を超すことも。必ずビーチサンダルを持参しましょう。

北から南まで厳選!日本の絶景海水浴場

日本の南国といえば沖縄。エメラルドグリーンの海がキラキラと輝いています。しかし、実は全国には沖縄に勝るとも劣らない絶景海水浴場がたくさん。その一部をご紹介します。

北海道「蘭島海水浴場」

北海道最古の海水浴場とされており、100年以上もの歴史を持つ。

岩手県「浄土ヶ浜海水浴場」

極楽浄土のような絶景から名付けられた浜辺。松の緑と白い岩肌のコントラストは必見。

新潟県「二ツ亀海水浴場」

2匹の亀のような巨岩を前面に望む海水浴場。抜群の透明度、景勝地としての美しさを備える。

広島県「瀬戸田サンセットビーチ」

瀬戸内海の美しい夕日を眺められる海水浴場。テニスコートやバーベキュー場もある。

長崎県「高浜海水浴場」

日本屈指の白浜。それを囲むように連なる山々の緑。水の透明度も高く美しいの一言。