新年を迎え、長野県安曇野市にある住吉神社を参拝してまいりました。だいにち堂を代表して、各部署の責任者4名で向かうことに。お客様と従業員の健康、だいにち堂の繁栄を願います。
木漏れ日が美しい杉並木
この住吉神社は、平安時代初期に坂上田村麻呂が創建したそうで、全国に2000社以上ある住吉神社の総本社は大阪市の住吉大社です。主祭神は住吉三神と言って海の神様になります。地元の伝承では坂上田村麻呂が八面大王という鬼退治をした伝説があり、史実に基づかない八面大王の方が有名のようです。

境内の杉並木から漏れる木漏れ日は幻想的で美しく、優しい雰囲気に癒やされます。
古くから伝わる参拝のルール
日本の神社の歴史は古く、古事記など活字文化の前からあるため、あまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。参拝の決まりも地方や系統で異なるようで、意外と知られていない事もあります。「参道の真ん中は歩かない」「手水(てみず)は左手から」などの参拝のルールは有名です。
初詣という言葉と文化は、明治時代以降のもので鉄道会社の集客目的がきっかけだったようです。また、お祈りの時の「二礼二拍手一礼」の文化は戦後に普及した作法のようで、私も数年前に知りました。
御朱印集めや聖地巡礼など様々な楽しみ方をしている方も多く、神社での作法を忘れてしまいがちです。神社を訪れる際は、ルールも意識して参拝してみましょう。
個人的には参拝の際に「左から」を意識していますが、概ね間違いではないと思っています。歴史や作法の知識を知ると神社仏閣巡りもより楽しいものになるはずです。
無病息災を願う芧の輪くぐり
皆様は「芧の輪くぐり」という行事をご存じでしょうか。無病息災や厄災を祓うために行う行事で、古くからある文化です。
「芧の輪」とはチガヤというイネ科の多年草や藁などで作られた大きな輪のことで、この輪をくぐると疫病を免れるとされています。
左回り、右回り、正面の順番で3回くぐっていきます。

ご縁がある皆様の健康を願って
最後に皆様の健康と幸せを願い、お参りします。2025年も皆様にとって素敵な1年となりますようお祈り申し上げます。
