夏のレジャーといえば皆様は何を想像しますか?夏祭り、花火、海水浴…たくさんの楽しみがありますが、その中でも「釣り」は自然を肌で感じて夢中になれるアクティビティ!ひとりでも、誰かとでも楽しめる魅力たっぷりの釣りを特集します。
暑い真夏は涼しい「夜釣り」がオススメ

真夏の日中はとにかく暑い。釣りに集中していると、気づかぬ間に熱中症を引き越していることも珍しくありません。そこでおすすめなのが「夜釣り」です。
夜釣りの最大のメリット、それは「涼しく釣りができる」ことです。また、昼間は釣れにくい魚と出会えるチャンスも!夜は魚の警戒心が薄れるため、昼間に比べて釣りやすくなると言われています。大物も岸の近くを回遊するようになるため、日中よりも大物が釣れる確率がグッと上がるでしょう。
そして、昼間は釣り人でにぎわっていたポイントも、夜になると人気が少なくなるため、気兼ねなく自由に楽しめるのも魅力です。
必ず守って!夜釣りでの注意点
夜間の釣りはメリットがある一方で、気を付けなければならないこともたくさんあります。知らずに自分やまわりの人を危険にさらしてしまうことがないよう、下記のポイントに注意して安全に釣りを楽しみましょう。また、夏場でも夜になると水辺は気温がグッと下がります。防寒アイテムは必ず用意しておきましょう。他にも、ヘッドライトや蚊取り線香、虫よけスプレーも常備しておくことをオススメします。
🔴夜釣りが可能な場所かチェック
夜間は釣りが禁止されている場所も数多くあります。近隣の漁業組合や自治体の窓口に問い合わせてしっかり確認しましょう。
🔴整備された安全な釣り場を選ぼう
夜釣りは、安全柵が設置され、段差が少なく整備された場所が適しています。また、足場が不安定なスポットは避けましょう。
🔴昼間のうちに釣り場の下見をしよう
昼と違って夜の釣り場は真っ暗。人が少なく、自分ひとりということもあります。足場の確認や水流、障害物も把握しておきましょう。
🔴声をかけずに単独での釣りはしない
釣り場へ行ったら、小声でもよいので必ず挨拶をしましょう。自分の存在を伝えておくことで、お互いに助け合うことができます。
はじめての釣り何から始める?
「やってみたいけど何をしたら良いかわからない…」という方がほとんどかと思います。そんな方へ、釣り場デビューまでの3ステップをご紹介!
STEP1:釣りのジャンルを決めよう
様々な種類の中から、まずは興味があるジャンルを選んでみよう
初心者さんには「サビキ釣り」 と 「チョイ投げ」がおすすめ。 サビキ釣りはエサを詰めたカゴを竿につけて魚を釣ります。 生きたエサを触らなくても良いのもポイント。チョイ投げは軽量のオモリと
仕掛けを竿につけて釣る方法です。 生きたエサをつけるので苦手な方は要注意。
STEP2:釣具を揃えよう
釣りを楽しむためには道具を適切に選ぶことが大切。 自分にぴったりな釣具を揃えましょう!
ロッド (釣竿)・リール・ライン (釣り糸) ・ハリ・オモリの5つが基本道具。 あとはエサもしくはルアー(擬似餌) があればとりあえず釣りをすることはできますが、狙う魚や釣り方に合わせて選ぶことが
重要です。 自分に合ったお気に入りの釣具をみつけましょう。
STEP3:マナーとコツを覚えよう
天気や潮など釣果に影響する条件や、基本的なマナーを覚えましょう!
気持ちよく釣りを楽しむためにはルールやマナーを守ることが何よりも大切。 安全第一で思いやり
をもった行動を心がけましょう。 狙う魚ごとに釣りやすい時間帯があり、 潮の満ち引きやその日の天
候によっても釣りやすさが左右されます。 事前に調べておくと釣れるコツがつかめてきます。
Bass Fishing 夢中になるバス釣りの魅力

日本各地の湖沼、河川に生息しているブラックバス。大型のものは60cmを超える個体も存在し、比較的温暖な気候を好むため、今の時期はバスフィッシングのベストシーズン! 多彩なルアーや釣り方を駆使して、どうやって動かして、どんなポイントを選ぶか・・・緻密な戦略で釣り上げるゲーム性が魅力です。 ギアやウエアの自由度が高く、ファッショナブルなスタイルが若者にも人気を集めています。 国内外では賞金をかけたバスフィッシングの大会も開催されています。
今が旬の魚4選

🎣キス
キスは海釣り好きにも食通にも愛される白身魚。食感はふんわりとしていて、淡白ながら上品な旨味が特徴。 たんぱく質やビタミン類、タウリン等の栄養が豊富。

🎣イサキ
船釣りの人気ターゲット。 50cm級の大物を狙えることも。クセが少なく、イタリア料理や中華料理などでも楽しめる。ビタミンB12やDHA/EPAが含まれる。

🎣アジ
温暖な時期に活発に動き、堤防などに回遊することが多い。 鉄分やビタミンDが豊富に含まれる。小アジに含まれるカルシウムは牛乳の約7倍。

🎣アユ
夏に清流で釣るのが風物詩となっている。 他の魚と同様の栄養素に加え、ビタミンEが豊富。定番の塩焼きから、 甘露煮やフライもおすすめ。