皆さんは「エリタデニン」という成分をご存知でしょうか?この成分を含むのは、しいたけとマッシュルームのみですが、マッシュルームにはごく少量しか含まれていないため、しいたけ特有の成分とも言えます。エリタデニンには悪玉コレステロールを下げて血流をスムーズにする働きがあり、食欲の秋には特にうれしい健康食材です。今回は、そんなしいたけをおいしくいただけるおすすめレシピをご紹介します。
しいたけの炊き込みご飯


作り方
- お米はといでざるに上げ、30分くらい置いておく。
- しいたけは軸を取って2等分し、薄切りにする。油揚げは縦長に半分に切ってから細切りにして、ざるに入れて熱湯を回しかける。人参は長さ3cmの千切りにする。
- 炊飯器の内釜に①を入れ、2合の目盛りまで水を注ぐ。
- ③に濃口醤油を加えて混ぜる。お米の表面を平らにして昆布(顆粒だしの場合もこの際に)をのせ、②を加えてスイッチを入れる。
- ④が炊けたら昆布を取り出して上下を返すように混ぜ、器に盛る。
- 最後にみつばをトッピングしたら出来上がり!
ポイント
今回は炊き込みご飯で一般的な生しいたけを使用しましたが、干ししいたけでも代用できます。しいたけは乾燥させると旨味が凝縮されるので、干ししいたけを戻した際に出る戻し汁はとっておき調味液に混ぜましょう。そうするとより旨味や香りが増して、さらにおいしくいただけます。
しいたけの洋風餃子


作り方
- 生しいたけは軸を3cmほど残して石づきを取る。残った軸はみじん切り、青ネギもみじん切りにする。
- ボウルにひき肉、①のみじん切りにしたしいたけの軸を入れよく練り、●と片栗粉を順に加えてさらに練る。①のみじん切りにした青ネギを混ぜる。
- 餃子の皮の中央に②を広げ、①の生しいたけの軸を包み込むようにして形を整える。
- 蒸し器に水を入れ沸騰したら、③を入れる。餃子に火が通るまで(約10分程度)蒸す。
- ④に火が通ったらチーズをのせ予熱で溶かす。
- チーズが溶けたら器に盛り付け、お好みでパセリをトッピングして出来上がり!
ポイント
旨味成分のグアニル酸をはじめ、しいたけは様々な栄養が含まれているうえに低カロリーなすばらしい健康食材です。食物繊維も豊富なので、ダイエットや美容を意識する方にもぴったり!また、カルシウムの吸収を助ける働きもあるので、カルシウムが豊富な牛乳や今回使用したチーズなどの乳製品と一緒に食べるとお子さんの成長にも良いです。