だいにち堂 飯沼です。
ここに来ての冷え込み、まだ寒さに慣れていない身には堪えますね。また昼夜の寒暖差が大きい日は、着るもののチョイスに悩むことも多いこの頃です。
北アルプスの標高の高い場所は降雪で雪化粧、稜線が朝日に照らされる朝や陽の沈む夕方は凛とした山々が安曇野から望めます。
霜も当然里に下りてきます。一面霜で真っ白になった田畑も日の出とともに朝日に照らされ、一気に水蒸気となり盆地にある安曇野に霧が立ち込めます。この霜にあたるとうま味や甘味が増す野菜があります。
大根、白菜、ほうれん草、小松菜、長ねぎなどいわゆる冬野菜は寒さから身を守るために水分を減らし糖分を増やすと言われています。水分中の糖度が高まることで凍りにくくなるのですね。
また冬野菜をはじめ季節の旬の野菜は美味しさだけでなく、その時期に人間が必要とする栄養素がたくさん含まれていると言われています。野菜は食から健康をサポートしてくれる優れた存在というわけです。近頃は野菜の季節感が薄れていますが、皆さんも「この野菜の旬の季節はいつかな？」と考えてみてはいかがでしょうか。口に入れたときの味わいも変わるかもしれませんよ。
