夏にぴったり!信州七夕レシピ

だいにち堂が本社をかまえる長野県では、年間行事が月遅れや旧暦で行われることが多く、松本地域の七夕行事は8月7日に行われます。厄払いを意味する紙や着物でつくられた七夕人形を縁側に吊るして、ほうとうやまんじゅうを供える風習が江戸時代から続いており、「七夕ほうとう」はこの時季だけの特別な料理として愛されている松本の郷土料理です。ぜひご家庭で味わってみてください。

松本郷土料理 七夕ほうとう

作り方

  1. ぬるま湯に塩をよく混ぜ、地粉に混ぜてよくこね、ビニール袋に入れて30分以上寝かす。
  2. ①をもう一度よくねり、耳たぶくらいの固さにする。
  3. 打ち粉をしながら直径30cm位に伸ばし、折りたたんで1〜2cm幅に切る。
  4. 沸騰したお湯で5分くらい茹で、水にさらし、ザルにあげ水気をきる。
  5. <あんこ>小豆あんにほうとうをからませる。
  6. <ごま>すりごま、砂糖・醤油で味をつけ、ほうとうにからませる。
  7. <きなこ>砂糖・塩で味をつけ、ほうとうにからませる。
  8. 各味のほうとうを器に盛り付けたら出来上がり!

ポイント

今回はほうとうを粉から打ってみましたが、市販の幅広の茹でうどんやほうとうなどを使用すれば和えるだけで簡単にできるのでぜひお試しください。各味付けもお好みのもので構いません!

夏野菜の天の川風テリーヌ

作り方

  1. アスパラガスは半分に、人参はスティック状に切る。オクラは塩もみをして水洗いし、それぞれ茹でる。(電子レンジ500w:1〜2分加熱でも可)
  2. 豚ロースは塩、こしょうを振り、電子レンジ500w5分加熱してスティック状に切る。
  3. 鍋に<ゼラチン液>の粉ゼラチン以外の材料を入れ、強火で煮立たせる。火を止め、粉ゼラチンを加えて溶かし、とろみがつくまで粗熱を取る。
    ※とろみがつかない場合、鍋底を氷水に当てながら混ぜる。
  4. 牛乳パックの側面を切って型を作る。型をバットにのせ、ふたまわり大きく切ったラップを敷き込み、ゼラチン液大さじ3を流す。
    具とゼラチン液大さじ3を交互に詰めて4層を作る。1層のアスパラガス、2層の豚ロース、3層の人参、4層のオクラ、ヤングコーンを交互に並べ最後に残りのゼラチン液を入れる。
  5. 別のラップをかけ、牛乳パックのふたをのせる。はみ出したラップをたたみ、輪ゴム2本を横にかける。バットごと冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
  6. 固まったら逆さにして型から取り外し、4等分に切る。※ラップごと切ると切りやすいです
  7. お好みで器に盛り付けをして出来上がり!

ポイント

今回の型は500mlの牛乳パックを使用しましたが、1リットルの牛乳パックやパウンドケーキの型などでもできます。(その場合はゼラチン液の量を調節してください)
中に入れる野菜もお好みで変えてみたり、ゼラチン液をコンソメベースではなく出汁ベースに変えるなどアレンジをして星、丸、三角の色んな表情を楽しんでみてください!