冬に旬を迎える野菜の特徴は、寒さで凍らないように細胞内に糖を蓄えるため、甘味をより一層深めていることだそうです!そこで今回は晩秋から冬にかけて旬と言われるさつまいもと、寒さに強く、霜が降りたころになると甘みが増すほうれん草を使ったレシピをご紹介します。
さつま芋のころころコロッケ


作り方
- さつま芋は皮をむき、水にさらしてから柔らかくなるまで茹でる。
茹であがったら水気を切り、温かいうちに潰して置く。 - 玉ねぎはみじん切りにして、豚ひき肉と一緒に炒め、お皿に移して冷ましておく。
- チーズは8等分にする。
- ①と②を混ぜ、むき枝豆・塩こしょうを混ぜて8等分にしたら、チーズを中に入れて丸める。
- 小麦粉、卵、パン粉の順につけて170℃の油で色よく揚げる。
- お皿にコロッケを盛り、野菜類を添える。お好みでケチャップを添えて出来上がり。
ポイント
さつま芋は他の芋と比べて食物繊維が豊富で、お腹の調子を整える効果が期待できます。
秋から冬にかけて水分が減り、糖度が増してより甘みが出ます。じゃがいもで作るコロッケとはひと味違い、ほんのりした甘みを楽しめます。
ちぢみほうれん草の白和え


作り方
- 木綿豆腐を下茹でする。
- ちぢみほうれん草は下茹でして水にさらし水気を切る。
- にんじんは千切りにする。しらたきは下茹でする。
- ①の木綿豆腐と●をフードプロセッサーに入れ滑らかにする。
(ない場合は泡だて器でかき混ぜる。) - ②と③の水気を切って④を和えて出来上がり!
ポイント
ちぢみほうれん草は「寒締めほうれん草」とも呼ばれていて、あえて冬の寒さや霜に当てて育てることで寒さに耐えられるように葉が厚くなり縮みます。寒締めにすることで、通常のほうれん草よりビタミンCやβカロテンなどの栄養が高く、甘みや旨味が増しています。
ほうれん草を選ぶ際は、根本の赤みが強く、葉が鮮やかな緑色で肉厚のものを選びましょう。