海と山の幸を楽しめる旬の健康レシピ

11月になると海水は冷え、青魚の脂身が増し身が締まります。そこで、数ある青魚の中でも秋と冬に旬を迎えるサバを使った焼きサバ寿司をご紹介。他にも山の幸のしいたけと、かぼちゃを使った旬のレシピを掲載しました。ご自宅でも簡単にできるので、ぜひお試しください。

焼きサバ寿司

青魚の代表格であるサバにひと手間かけた見た目も美味しい一品。DHAやEPAという不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、血液をサラサラにしてくれると言われています。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含まれていることが特徴です。

作り方

  1. サバは骨を取り除いて洗い、水気を取り塩を振って15分程度おく。
  2. ①のサバの水気を再度取り、グリルで焼く。焼けたら粗熱を取る。
  3. 酢飯にごまとしょうがのみじん切りを混ぜる。
  4. ③の酢飯を半分に分けてサバの長さに合わせて長方形に成型しておく。
  5. ラップを長めに切り、サバの皮目を下にして置き、大葉2枚、成型した酢飯の順に重ねラップで巻いていく。
    両端をしっかりねじって冷蔵庫で休ませる。同様にあと1本作る。
  6. お好みの幅に切って出来上がり。※塩サバを使って作っても手軽に美味しくできます。

焼きしいたけと海老団子のお吸い物

きのこの中でもマッシュルームとしいたけにしか含まれていないエリタデニンという成分が特長。血中のコレステロールを下げるとされており、柔軟なめぐりを整えるために役立ちます。

作り方

  1. エビは殻としっぽ、背ワタを取って水洗いする。水気を取ったら細かく切る。枝豆は解凍して房から出す。★印を合わせておく。
  2. しいたけは軸を切り、できれば飾り切りにする。トースターやグリルで3分焼く。
  3. みつばは適当な長さに切って下茹でをしておく。
  4. だし汁を沸かして①を丸めながら入れる。アクを取りながら火を通す。
    ■印を入れて沸騰させないように調味する。
  5. お椀にしいたけを入れて④をそそぐ。みつばを飾って出来上がり。

かぼちゃのそぼろ煮

かぼちゃの黄色といえばβカロテン。皮膚や粘膜の抵抗力を高めてくれるビタミンの一種です。また食物繊維も豊富なため、腸内環境を掃除し、お通じを助けてくれます。

作り方

  1. かぼちゃは綿と種を取り、6等分に切り面取りをする。
  2. いんげんは下茹でして1本を4等分にする。
  3. 鍋に油を入れて鶏ひき肉を炒める。火が通ったら★と①を入れてかぼちゃが柔らかくなるまで煮る。(時々アクを取る。)
  4. 火が通ったら水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
    お皿に盛って②のいんげんを添えて出来上がり。