1日のはじまりに欠かせない朝ごはん。朝はバタバタしてしまって朝食をとる時間がつくれない…という方も多いかもしれません。また、ダイエット中だから食べてはいけない!と無理に朝食を抜いていませんか?実は、朝しっかり食事をとることには健康や美容に良いメリットがたくさんあるんです。
朝ごはんを食べるメリットはこんなにたくさん!

最初にご紹介するのは午前中の活動に与える影響です。起きた時は脳や体はエネルギー不足の状態。朝食を食べてエネルギー補給ができると、集中力が出て午前中から勉強や仕事の能率がアップ!さらに胃腸の働きも活発になるのでスムーズな朝のお通じに繋がります。
また、朝食を抜くとパワーが出るのが夕方や夜となり、夜更かしの原因になることも。生活リズムを作るうえで朝食はとっても大切で、一日の始まりを体に知らせてくれる目覚まし時計のような役割をもっているのです。
朝食抜きは太る!?痩せたい時こそ食べるべき理由

朝食を抜くとお昼には『お腹すいた~!』となりますよね。食事と食事の間が長くなると空腹感が強くなり、ついつい昼食や夕食の食べすぎに繋がってしまいます。さらに、次の食事の際にいち早くエネルギーを吸収しようと血糖値が急上昇。急に上がった血糖値は下がるのも早く、元の状態に逆戻り。そうすると、体はまたエネルギー補給をしたくなってお腹が空いてきます。なので、ついつい間食しちゃった…なんてことにも。日々の過食や間食を防ぐためにもバランスの取れた朝食をとることが大事なのです。

今が旬の新玉ねぎ。玉ねぎといえば切った時に目にしみるあの刺激…。その正体は、たまねぎに含まれる「硫化アリル」という成分の働きによるものです。この硫化アリルには血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化などの生活習慣病予防や、血圧、血糖値、血中コレステロール値が気になる方におすすめの食材!健康はもちろん、体型管理をしている方にも強い味方になります。
成分を効率よく摂取できるおすすめの食べ方!

辛味を取るためにたまねぎを水にさらしてから食べる方も多いのではないでしょうか。その方法は、実は水溶性である硫化アリルの成分が逃げてしまうんです。そこでおすすめなのが「空気にさらす」方法。硫化アリルはみじん切りなどで空気に触れる表面積が大きくなると能力がアップすると言われています。新たまねぎは水分たっぷりで甘みも強く、生で食べるのがおすすめです。健康成分を効率よく摂取しながら旬の美味しさを楽しみましょう!
たまねぎが主役の朝食レシピ2選



- 細切りたまねぎをバターとよく炒める。
- 1に水、コンソメ、黒こしょうを入れて煮る。
- 2を皿に注ぎ、オートミール、チーズの順に振りかけ、トースターで4~5分焼いて完成。



- 新たまねぎは薄くスライスし、重ならないよう広げて15~30分程度空気にさらす。
- ベーコンは2㎝幅に切り、くっつかないホイルに乗せ、トースターで加熱する。
- ボウルに新たまねぎ、ベーコン、甘酢、塩こしょうを加え、よく和えて完成。
しっかりエネルギーチャージ!朝に摂りたい栄養と食品

炭水化物
脳のエネルギー源「ブドウ糖」になる糖質を摂取することができます。糖質は不足すると体を動かす力が出なかったり、集中力の低下にもつながります。
たんぱく質
筋肉量の増加、エネルギー代謝を活発にする働きがあります。不足すると、たとえ体重が減っても肌ツヤが失われたり、げっそりと痩せてしまうことも。


ビタミン
体内の様々な代謝に関わるビタミンB群、免疫力の向上や骨の健康に欠かせないビタミンCをしっかり摂りましょう。ビタミンは美肌づくりにも効果的です。
ミネラル
ミネラルは体内で生成できないため、食事で補う必要があり、ミネラル不足には注意が必要です。ナッツ類や海藻類、小魚などに多く含まれています。


食物繊維
脂質や糖質、塩分などを排出したり、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。きのこに含まれる水溶性食物繊維やオクラなどのネバネバ食品を積極的に摂りましょう。
発酵食品
善玉菌を含む食品で腸内環境を整えましょう。ヨーグルトや納豆、みそ汁などがおすすめです。ごはんのお供になる漬物やキムチにも発酵パワーが凝縮されています。
