信州のお盆おもてなしレシピ

ここ長野県では、お盆はもちろん冠婚葬祭など大勢の人が集まる際には天ぷらを振る舞う風習があります。中でも、飯田下伊那地域を中心に有名なのが「天ぷら饅頭」です。

【信州のお盆名物料理】天ぷら饅頭&アイス天ぷら

作り方

  1. 天ぷら饅頭を作る。天ぷら粉に酒、塩を入れて軽く混ぜ合わせる。衣は薄めに作る。
  2. 衣に天ぷら用の饅頭をくぐらせ、中温(170〜180℃)の油でからりと揚げる。
    饅頭が大きい場合は半分に切り、衣をくぐらせる。
  3. ひとくちサイズのチョコアイス、抹茶アイス+大葉饅頭を作る。
    ひとくちサイズのチョコアイス、抹茶アイスをカステラで隙間なくくるみ、ラップで形を整えて2時間以上冷凍庫に入れて冷やす。
    ★アイスクリームをカステラでしっかり覆って凍らせることがポイント
  4. 抹茶アイスはカステラの上から大葉を巻く。
  5. 天ぷら粉を水で溶き、③、④に天ぷら粉をまんべんなく絡める。
  6. 油を鍋底から約5cmの高さまで注ぎ、190℃に熱し揚げる。
    衣の表面が固まったらそっと返して、計20秒ほどで取り出し、油をきり半分に切る。

ポイント

普通に食べてもおいしい饅頭ですが、衣をつけて揚げることで、外はサクサク中はふっくら。中のあんことベストマッチでいくつでも食べられます!

また、アイスの天ぷらは時間が命です。冷凍庫から取り出したらすぐ天ぷら粉を付けて揚げられるよう下準備をしっかり行うことが大事です。

スイートコーンまるごと蒸しパン

作り方

<下準備>
●薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいにかける。
●スイートコーンのひげ根は黒い部分を取り除き、1cmの長さに刻む。
●スイートコーンの皮を2枚〜3枚使って湯呑みなどのカップに十字に重ねて敷き詰める。

  1. スイートコーンを半分の長さに切り分け、包丁で実をすべてはずす。
    ★実の境目に斜めに包丁を入れ、芯に当たるまで押し込み手首を返すように力を入れると実が根本から外れる。
  2. ボウルに卵を割り入れ、ホイッパーで溶きほぐす。牛乳と砂糖を加えて混ぜ合わせ、ふるいにかけた薄力粉とベーキングパウダーをすべて加える。粉気がなくなるまでホイッパーで混ぜ合わせたら、スイートコーン、ひげを加えてゴムベラで混ぜ合わせる。
  3. スイートコーンの皮を敷いたカップに②の生地をスプーンで入れ分ける。
  4. 蒸し器に水を入れ、タオルを巻いた蓋をして強火で沸かす。蒸し器から湯気が上がったら、③を入れて強火で5分蒸した後、中弱火で12分蒸す。
    カップの中心に竹串などを刺して、生地がついてこなければ蒸し上がり。
    ★蒸し器がない場合、大きめの鍋に水と網を張れば蒸すこともできます。蓋についた水滴が生地に垂れてしまうので、蓋にタオルを巻くのをお忘れなく!
  5. 生地の粗熱がとれたら、カップから外して出来上がり!
    ★スイートコーンと同じで皮を向いたら水分が飛んでしまうので食べる直前に剥きましょう。

ポイント

とうもろこしの皮を敷けば、見た目にも可愛いですし、生地に香りが移るので敷紙には最適です!出来上がった蒸しパンはラップで包んで冷蔵庫で保存して、電子レンジや蒸し器で温め直せば4日〜5日はおいしく食べられます!甘さ控えめなので子供のおやつやおかずとしてもおすすめです。