意外と簡単!コンビニで買えるものを燻製にしてみよう

5月といえば行楽シーズン。キャンプやピクニックなど、お出かけされる方も多いのではないでしょうか。せっかく出かけるなら簡単にできて、ひとひねり加えたおつまみを作りたい!と燻製作りに挑戦してみました。

熱燻に挑戦

一番手軽にできるのは「熱燻」という方法。高温で10分〜1時間程度お好みで燻します。保存性というより、簡単に燻製の風味を味わうことができる方法です。ベーコンやハムでおなじみの「温燻」はしっかりと時間をかけて燻すため、数日程度保存ができます。長期保存が可能な「冷燻」はスモークサーモン作りに使われる方法です。15℃〜30℃ほどの低温で長時間かけて食材の水分を抜いていくので、非常に温度管理が大事になります。今回は「熱燻」にチャレンジします!

食材を「変身」させる

煙の力で身近な食材を「変身」させる燻製。スタッフが用意した食材はからあげ、タコさんウインナー、たくあん、そしてバナナ。なんとなく味が想像つくものから、未知数のものもありますね。果たしてバナナはどう変身するのでしょうか。

アルミ皿にスモークチップを敷いて焼き網を乗せます。食材を並べていき、アルミ皿で蓋をします。煙がもれないようにクリップで止めました。

果たしてどう変身したのか!?

今回は5分加熱後、5分燻しました。さあ、蓋を開けてみます…!

おお!良い感じの茶色に!喜ぶスタッフ。燻製の良い香りが食欲をそそります!さっそく試食してみると…。

からあげは揚げたてのようにパリッとジューシーに仕上がり、薫りが一味違うアクセントになっています。タコさんウインナーは、なんとあまり変化なく…そのままの美味しさでした。

たくあんは、たくあんの味に燻香が混ざり合って、タルタルソースやチーズに加えても美味しそうです。
そしてスタッフ注目のバナナ!表面の苦みと果肉の甘みが合わさってワンランク上のデザートのような味に仕上がりました。スタッフも洋酒に合うと大絶賛!水分が多いと苦みや酸味が出やすいので、ナッツ類やチーズなど水分の少ない食材を燻製にするのがおすすめです。

皆様もお好みに合わせて興味のあるものを燻製にしてみるのはいかがでしょうか。
この様子はYouTubeでも公開されているので、ぜひご覧くださいね!

※場所の事前の確認と周りの方への配慮、火の管理には気をつけて行ってください。