びっくり!全国のおでん

寒くなるとふと食べたくなるおでん。みなさんの故郷の味はどのようなおでんでしょうか。地域によって個性が豊かで、おでん汁や味つけ、具材などに名産を使っていたり、ご当地の特色があります。中には他県から見ると馴染みがなくて「え!」と驚くような具材も。でも想像してみると、たしかに合いそう、美味しそうと思う具材ばかり。そこで今回は、全国の地域色豊かなおでんをご紹介します。

※「紀文 webサイト」より

【地域別】楽しみ方色々!こんなおでんもあります!

個性強め?各地のおでん

北海道・東北は、「だし」を昆布だけでシンプルにとる傾向があるようです。味付けもかなり薄味。みそだれと共に具材そのものの味わいを楽しめるおでんですね。

関東のおでんは比較的濃いめの味付けに仕上げます。対照的に関西は、薄口しょうゆが主流。あっさりとして砂糖を入れ、甘めに仕上げます。そして中部、だいにち堂のある長野では「蕎麦がき」を投入。これはそば粉を練って塊状にしたもの。そばが名産の信州ならではのおでんです。さらに四国の愛媛県では、麦味噌・和がらし・酢・砂糖などで作られたみそを付けて食べるのが伝統的な味わい方。また九州の博多では餃子巻きが人気の具です。鹿児島・沖縄のおでんは豚が鍵となります。特に沖縄ではソーキという骨付きあばら肉を入れたこってりおでんです。

おでんの具総選挙!

おでん総選挙、第1位は…大根です!おでんと聞いて、最初に大根を思い浮かべる人も多いでしょう。調査回答者の約70%の支持を受けて堂々のトップ。続く、2位は卵!ゆで卵とおでんの汁の組み合わせは相性抜群。なんと1位と2位は、どの地域でも同じという結果に。そして3位は、こんにゃく!西日本のこんにゃくファンからの熱意で3位にランクイン。

※「紀文鍋白書 2021」より。調査:複数回答