レストランやカフェでも目にすることが多い「キッシュ」。キッシュとは、フランスのアルザス=ロレーヌ地方発祥の家庭料理で、「キッシュロレーヌ」とも呼ばれています。見た目が華やかなキッシュですが、どのように作るかご存知でしょうか?今回は鮭とブロッコリーがたっぷり入ったキッシュのレシピをご紹介します。
鮭はアスタキサンチンが豊富!

魚は大きく分けて、赤身魚と白身魚に分類されます。鮭の身はきれいなピンク色をしているので、赤身魚のように見えますが実は白身魚に分類されます。赤やピンク色のもとになっているのは「アスタキサンチン」という成分。鮭がエサとして食べるプランクトンやえびなどにアスタキサンチンが含まれているので、体内に蓄積されて身が赤やピンク色になっているのです。
アスタキサンチンはカロテノイドの一種です。この他、DHA、EPA、ビタミン類も豊富に含まれています。
ブロッコリーはビタミンCが豊富!

ブロッコリーはとても栄養価が高い野菜で、100g食べれば1日に必要なビタミンCが摂れてしまいます。ビタミンCだけでなく、葉酸、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、食物繊維などの様々な栄養素が豊富に含まれていて、野菜の中でかなり栄養価が高いものです。さらに、がんの発生を予防すると言われているスルフォラファンという成分も含まれています。
鮭とブロッコリーのキッシュ


作り方
- パイ皿の大きさに合わせてパイシートを伸ばし、お皿に敷く。
- 鮭は軽く塩・胡椒を振って魚グリル等で焼き、皮と骨を取り除いてほぐす。
- ブロッコリーを小房に分けて下茹でをする。
- 玉ねぎは薄くスライスして、しめじはほぐしておく。ベーコンは1㎝幅の短冊に切っておく。
- フライパンにバターを溶かして④を炒める。玉ねぎが透き通ってきたら火を止めてお皿に移して冷ましておく。
- ボールに卵を割り牛乳を入れてしっかりかき混ぜる。さらにマヨネーズと塩・胡椒を加えて混ぜ合わせ、粗熱の取れた⑤と②の鮭を加えて軽く混ぜる。
- ①のお皿に⑥を流し入れ、仕上げにブロッコリーを上においてチーズをかける。
- 温めたオーブンに⑦を入れて約25分間焼く。途中で焦げそうになったらアルミホイルを被せる。
- 焼きあがったらお皿から取り出して冷ます。冷めたらカットしてお皿に盛りつけたら出来上がり。