【シニアのダイエット特集】今日つくれる「酢りごま」レシピ

酢とごまのパワーの両方を簡単に摂れるのがスプーン1杯の「酢りごま」習慣です。しかし、スプーン1杯だけを食べるのは、手軽である反面、毎日だと味気なく感じることもあるでしょう。そこで、管理栄養士で野菜ソムリエの資格も持つだいにち堂のスタッフが、日々の食卓で美味しく「酢りごま」が摂れるレシピを大公開します。

美味しい、体にも嬉しい!いつもの料理にプラスするだけ

作り方はとっても簡単。「酢りごま」をいつもの料理にプラスするだけなので、忙しい方でも楽々続けられます。さらに、ダイエットや健康に良いだけではありません。「酢りごま」には食材の旨みや風味を増す効果があるため、料理が美味しくなるという大きなメリットもあります。
ダイエットや健康的な体づくりは食事が要となります。食事と運動であれば7:3の割合で食事に比重が置かれる程です。簡単で、美味しくて、体にも嬉しい「酢りごま」。毎日のダイエットのサポート食、健康食としてぜひお試しください。

【レシピ①】さばの酢りごま煮

酢りごまはどんな料理とも相性ばっちりです。無理なく簡単にできる、「煮る」「飲む」「和える」レシピを紹介します。この他にも冷奴にのせたり、炒めものの最後に加えても手軽に美味しく召し上がることができます。また、酢りごまはダイエットだけではなく「減塩」にも効果的です。

<材料(2人分)>
さば・・・2切れ 生姜・・・スライス3枚
A酢・・・大さじ2 Aすりごま・・・大さじ2 A砂糖・・・大さじ1 A酒・・・小さじ1
Aしょうゆ・・・小さじ2 A水・・・1/2カップ
添え物・・・茹でたほうれん草など

<作り方>

  1. さばは洗って皮に切り込みを入れる。
  2. Aを鍋に入れて一度沸かし、①と生姜を入れて時々煮汁をかけながら弱火で10分煮る。
  3. お皿に盛って茹でたほうれん草を添えて出来上がり。

●エネルギー:224kcal ●たんぱく質:16.2g ●脂質:15.1g ●食塩:1.3g

【レシピ②】酢りごま味噌汁

<材料(2人分)>
木綿豆腐・・・60g えのき・・・1/5束 長ネギ・・・3cm だし汁・・・300cc
A味噌・・・大さじ1 A酢・・・大さじ2 Aすりごま・・・大さじ2

<作り方>

  1. 豆腐は食べやすい大きさの角切りにする。
  2. えのきは石突を取り2等分する。
  3. 長ネギはスライスする。
  4. 鍋にだし汁と②を入れて煮る。3分程度煮たら合わせたAを溶きながら入れる。豆腐と長ネギを入れて温める。
  5. お椀によそって出来上がり。

●エネルギー:86kcal ●たんぱく質:4.9g ●脂質:5.3g ●食塩:1.2g

【レシピ③】切り干し大根の酢りごまあえ

<材料(2人分)>

切り干し大根・・・20g 人参・・・20g 小松菜・・・2把 しらす干し・・・小さじ2杯分
A砂糖・・・小さじ1/2 Aしょうゆ・・・小さじ1 酢・・・大さじ2 すりごま・・・大さじ2

<作り方>

  1. 切り干し大根は一度洗い、水に20分程度浸し、戻したら水を切って絞っておく。
  2. 人参は千切りにする。
  3. 小松菜は茹でて3cmの長さに切る。
  4. ボウルに①②③としらす干しを入れて、合わせたAで和える。
  5. お皿に盛って出来上がり。お好みで唐辛子をふっても美味しいです。

●エネルギー:85kcal ●たんぱく質:3.3g ●脂質:3.5g ●食塩:0.5g

今からでも遅くない!?ゆっくり筋トレのススメ

歳を重ねると、体のあちこちが痛み出し、運動も億劫になりがちです。でも、諦める必要はありません。若い頃とは違う、シニアにはシニアの運動があります。
「毎日ウォーキングをしているから大丈夫」という方もいらっしゃいます。確かにウォーキングは大切ですが、より健康的に、よりダイエットに役立つことを考えれば、日常の負担と異なるトレーニングを取り入れることが効率的です。普段から使っている筋肉は、いざという時も働いてくれますが、反対に普段使っていない筋肉は、道具と同じように使っていないといざという時にサビて使い物にならないこともあります。使わない筋肉は衰え、結果として代謝も落ち、健康的な体づくりからも遠ざかっていくものです。

筋肉は30歳以降からジワジワ衰えはじめ、50歳を超えると急激に衰えるスピードがあがるとも言われています。でも、これは何もしなかった場合の話です。シニアの方でも、筋肉の衰えに合わせてゆっくりとでも負荷を与えていけば、その能力は徐々に戻っていきます。今からでも遅くはありません。夏までに理想の体を目指しませんか?