えがおぶらり旅|群馬編

今回訪れたのは、だいにち堂のある長野県のおとなり、群馬県です。この日はとても天気が良く、絶好の取材日和。この時季ならではの観光スポットへ行ってきました。

やってきたのは前橋市にある「ぐんまフラワーパーク」。日本百名山の1つである「赤城山」の麓に広がる花のテーマパークです。東京ドームおよそ4個分と同じ広さを誇る敷地内では、1年を通してきれいな花や植物を楽しむことができます。

取材に訪れたのは4月中旬。ちょうど見頃を迎えていたチューリップが、一面を色鮮やかに埋め尽くす景色は本当に圧巻でした。この時季に行われる「チューリップフェスタ」では、早咲きから遅咲きまで約70種20万球のチューリップが楽しめるそうです。確かによく見ると、同じ色でも形が少しずつ違っていました。のんびり歩きながら、自分のお気に入りの種類を見つけてみるのも良いですね。

また、園内中央にある高さ18mのパークタワーは展望台にもなっています。花壇を上から見下ろすと、絵画のようなフラワーアートになっていてとてもキレイでした。お天気の良い日には、ここから富士山やスカイツリーまで見ることができるんだそう!

もちろんチューリップ以外にも見どころは満載!6月以降に見頃を迎えるお花を少しご紹介します。5月下旬から6月にかけて行われるのが「バラフェスタ」。イギリスやフランス、アメリカなど世界各国の約400品種1700株のバラが園内を彩ります。また、10月には「秋バラフェスタ」も開催されます。昼夜の寒暖差が大きく、気温が少しずつ低下するこの時季は、バラの成長もゆっくりになるため、春に比べて色や香りが濃厚になるんだそうです。その他にも、7月〜8月にはダリアやサルビア、10月〜11月にはサザンカ、1月〜2月にはアザレアなどが咲き、季節ごとに違った花を楽しむことができるのも魅力の1つです。

ここでは、冬の間に行われるイルミネーションも有名です。日本夜景遺産ライトアップ部門に認定され、2015年には全国第5位にも選ばれたほど。プロジェクションマッピングや光の迷路などは、子供から大人まで大人気で見応えたっぷりです。

ぐんまフラワーパークは、のんびりと贅沢な時間を過ごすにはぴったりな場所。今回はチューリップフェスタをしっかり満喫してきたので、今度はイルミネーションを見に行ってみようと思います。