美味しいものをたくさん食べたいのに体型、体脂肪、血糖値などが気になってしまうと、せっかくの楽しい食事が台無しになってしまうことも。だからこそ、食事中から健康的にダイエット生活を始めませんか?
特に美味しいものを目の当たりにすると、次から次へと口に運んで飲み込んで、どうしてもせわしなくなりがちに。気が付いた時には「もう入らない…」とならないためにも、しっかりと食べ方を管理しましょう。
夏から秋にかけてはダイエットのチャンス
気温が下がり、秋風が心地よいこの季節は、まさにダイエットを始めるのにうってつけだということをご存知でしょうか?
人間の体は、様々な栄養素を代謝し、エネルギーに変えて体温を保っています。暑い夏であれば、少ない代謝で体温が保たれますが、気温が下がり始めると、より多くのエネルギーが必要になります。つまり、燃えやすい体へと変化していくということです。
しかし、だからと言って好きなものだけ食べてしまっては元も子もありません。もちろん、年齢を重ねるに連れ基礎代謝は急降下していきます。体型は気になる…でも好きなものに遠慮したくない…そんな葛藤が生まれるかもしれません。
そこで食事の際に気を付けて欲しいポイントをご紹介します。
よく噛むことがダイエットの近道
食事はよく噛んで、と当たり前に言われていますが、ダイエットにとても重要な意味を持つことをご存知でしょうか?
皆さんは食べものを口に入れてから、何回噛んでいますか?
もし15分程度で食事を終えてしまうのなら、あまり噛んでいない可能性があります。
これからは、1口30回を意識するようにしてください。まず、よく噛むと満腹中枢が刺激され、脳が満足します。そのため過食を防いで肥満防止にも繋がります。また、これによって神経ヒスタミンというホルモンが分泌され、ノルアドレナリンという神経伝達物質が作られます。
これは筋肉などに作用して脂肪の燃焼や分解を後押しし、体を活動的にしてくれる役割を持っています。

「よく噛む」ダイエットの心得
- 空腹になりすぎる前に食事をする
- 食物繊維が豊富な食べものを選ぶ
- 食材が大きく、食べにくいものを選ぶ
- 30分くらい時間をかけてゆっくり食べる
- 一口食べたら箸を置く

秋の味覚は素材本来の味を活かした料理が多いのですか、意外にカロリーは高いもの。知らぬ間に余計なカロリーを摂取してしまうものです。また、1日における総代謝量の10%が食事における体内活動で占められています。
年齢による基礎代謝をあげることはとても難しい、さらに運動をプラスすることも大変…。だからこそ食事に気をつけ、代謝量の底上げをしてください。