ランニングで叶える理想の健康

「走るって大変…」そう思う方がたくさんいらっしゃるかもしれませんが、実は体にも心にもたくさんの嬉しい効果があるんです。脂肪燃焼、体づくり、気分のリフレッシュ…ランニングでどんな結果を目指すかで取り組み方も変わってきます。

走ることで体はこんなに変わる!

頭スッキリ!脳も目覚めるランニング効果

走ることで脳の血流が活発になり、酸素がしっかり届くようになります。その結果、集中力や記憶力が高まり、思考もクリアに。また「セロトニン」や「エンドルフィン」といった「幸せホルモン」が分泌され、気分が前向きになります。自律神経が整うことで、睡眠の質も向上します。

心も軽く!走ることでリフレッシュ

一定のリズムで走ることで、まるで瞑想のように心が落ち着きます。走り終えたあとの爽快感や達成感は、自己肯定感を高め、ストレスを和らげます。「走る時間=自分と向き合う時間」として、心の健康にも大きな力をくれます。

背すじピン!姿勢を整える上半身のカ

ランニングは脚だけの運動ではありません。背中やお腹、肩まわりの筋肉をバランスよく使うことで、自然と姿勢が良くなります。また、地面からの刺激が骨を強くし、骨密度を高める効果も。まっすぐに立てる体づくりにも役立ちます。

足が変わる!しなやかに動く下半身づくり

走るたびに、太もも・ふくらはぎ・お尻の筋肉がしっかり使われます。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流を押し上げる働きを担います。そのため、むくみの改善や冷えの予防にも効果的。関節の動きもスムーズになり、軽やかな歩行につながります。

強いハートをつくる!心臓と血管のトレーニング

ランニングは代表的な有酸素運動。心臓のポンプ機能が高まり、血液の循環がスムーズになります。血管の柔軟性が保たれ、高血圧や動脈硬化の予防にも効果的。糖や脂質の代謝が改善し、生活習慣病のリスクを下げるとこも期待できます。

深呼吸が心地いい!肺を元気にする走り

走ることで呼吸筋(横隔膜・肋間筋)が鍛えられ、より深く、効率よく呼吸できるようになります。酸素を取り込む力が高まり、持久力アップにもつながります。気づけば「息切れしにくい体」に変わっているはずです。

代謝スイッチON!脂肪が燃えるカラダに

走ると全身の筋肉が活発に働き、脂肪が効率よく燃えます。筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、太りにくく、エネルギー消費しやすい体に。血流が良くなり免疫力も高まるため、体調を崩しにくくなります。

ストレッチしすぎはNG!?

実は、走る前に静的ストレッチ(ゆっくり伸ばす)を長く行うと筋肉の反応が鈍り、パフォーマンスが落ちることも。軽く体を動かす動的ストレッチ(腕回し・その場足踏み等)がおすすめです。

結果が出ると楽しくなる!
理想を目指す、ゆるランニング入門

健康的な体を目指すには、距離やタイムばかりを気にしてガムシャラに走れば良いわけではありません。正しいフォームで効率よく体を動かし、食事やサプリメントで栄養を味方につける…「走る」と「食べる」のバランスも重要です。ここでは、目的別のランニング実践法と摂るべき栄養素を見ていきましょう。

脂肪燃焼

ペース時間コツおすすめの時間帯ポイント
会話ができるくらいのゆったりペース20~40分が理想いきなり速く走らず「早歩き+軽いジョグ」からスタート朝or食後2時間以降「長く走る」より「続ける」こと!週3回、30分で十分効果あり!

体力づくり

ペース時間コツ意識するポイントポイント
やや速め20~30分×週2、3回坂道ランやインターバル走を取り入れる(速い→ゆっくり→速い)・姿勢をまっすぐ保つ
・腕をしっかり振って
・上半身も動かす
ウォーキングと筋トレの組み合わせも◎!

リフレッシュ

ペース時間コツおすすめタイミングポイント
自分が「心地よい」と感じるリズムでOK15~25分ほど好きなコースを自由に音楽を聴きながら
景色を楽しみながら
仕事終わり・休日の朝
思考を整理したい時
走ることそのものを楽しもう!

フレッシュな輝き彩りビタミン

美容を気にかけている方が特に注目している栄養素。ビタミンC、ビタミンEなどをはじめ多くの種類があり、働きもさまざまです。カラフルな野菜や果物、ナッツ類、赤色の魚介に多く含まれ、彩り豊かな食材が食卓に並べば気持ちもパッと明るくなります。朝食にフルーツを添えたり、サラダや炒め物に色鮮やかな野菜を加えることを意識してみましょう。

元気と若々しさの源、亜鉛

亜鉛は、人の体にとって欠かせないミネラルのひとつ。特に、牡蠣は亜鉛が豊富な食材として知られており、より身近な食材では味噌や納豆、チーズなど、発酵食品や豆製品から摂ることができます。体を内側から元気にしてくれるほか、若々しい毎日に役立つ万能サポート栄養素です。

アクティブな毎日にBCAA

たんぱく質同様に、スポーツやトレーニングに関心のある方に広く知られている栄養素。BCAA(必須アミノ酸)は体内では作ることができないため、食事やサプリメントからの補給が大切です。最近ではBCAA配合のドリンクやパウダー、タブレットなどでトレーニング前後や日常の水分補給のタイミングで手軽に摂り入れる人も増えています。

体づくりに重要なたんぱく質

たんぱく質と言えば、トレーニングやスポーツをしている方なら意識して摂り入れている方も多いのではないでしょうか。日常的に口にするさまざまな食品に含まれており、食事を通して自然に摂ることができます。朝食の卵料理や昼食の魚定食、夕食の豆腐やお肉料理など、バランスよく、毎食に少しずつ摂り入れることを意識しましょう。