春の訪れを感じる4月。爽やかな春風とともにアクティブに過ごしたい!と思っていたのに、なんだか調子がイマイチ…ということはありませんか?もしかすると春バテ、四月病かもしれません。そこで、前向きに春を満喫するために四月病対策をお届けします。

やらなければいけない仕事がなかなかスムーズに進まなかったり、洗濯物を畳むのがおっくうで後回しにしてしまったり、思い当たることはありませんか?そんな何気ない調子の悪さも春バテが原因かもしれません。
「四月病」とも言われる心身の不調の実態
まず春バテや四月病とは春先に感じやすい心身の不調の総称。「病」と付いていますが、医学的な用語ではないのでご安心ください。だからといって「一時的なもの、その内よくなるから今は我慢…」と思っているとなかなか抜け出せず、仕舞には本当に心や体の病気に繋がってしまいます。

その理由は自律神経が乱れっぱなしになってしまうから。自立神経は交感神経と副交感神経という2つの神経バランスで心や体の状態を調整しています。例えば交感神経が優位になりすぎるとイライラや憔悴感が続いたり、副交感神経が強すぎるとダルさが抜けずやる気が起きなかったりなどの影響が現れます。さらに進行すると、めまいや耳鳴りがするという明らかな症状を感じるようになってしまうのです。
こんな不調、気になりませんか?

だるさや気力が湧かないだけではなく、寝つきが悪くて夜中に目を覚ましやすかったり、朝起きるのが苦手になったりなども春バテのサインだと言われています。他には立ちくらみをしやすくなる、お通じの調子が変わった、肩や腰が重くて凝っているなどの不調が気になることも。
春の寒暖差が自律神経に影響
なぜ春に自律神経が乱れ、四月病に陥ってしまうのか。それは寒暖差が一年の中でも特に大きい時期だから。大幅な気温・気圧の変化は体にとって知らぬ間に大きなストレスとなります。

4月は1ヶ月間の中で14.7℃も最高気温と最低気温に差がある!!
春バテを防ぎ、爽やかな春を楽しもう!!
栄養バランスの良い食事を心がける

健康な心身は、バランスの良い栄養たっぷりの食事から作られます。春バテが気になるなら、白米を玄米にしてみたり、ビタミンB群が豊富に含まれている豚肉を積極的に食べるようにしましょう。
適度な運動を行い、リリフレッシュ

体を動かすと心も躍動します。適度な運動で春バテで感じやすい倦怠感や疲労感、イライラなどを吹き飛ばしましょう!また、日中に動くことを意識すれば、ほどよい疲れが眠気を誘い、朝までグッスリです。
湯船につかってリラックスしよう

入浴すると体が温まって血流が促され、栄養が体の隅々にまで行き渡ります。また、好みの香りの入浴剤を使うことでリラックス効果もアップ!寒暖差による冷えの改善のためにも、しっかり湯船に浸かりましょう。