雪の下貯蔵庫で、甘味アップ!

だいにち堂 飯沼です。寒い日は動くのも億劫になり体も硬くなってしまいますが背中を丸めず良い姿勢を心掛けましょう!

先日受けました健康診断の結果が届きました。やっぱりお酒はほどほどがいいなと反省。

話は変わりますが路地で一年中野菜や果実が収穫できる暖かい地域とは違い、連日夜間氷点下になる長野県での露地栽培は過酷そのものです。

葉物は比較的収穫も容易ですが、収穫まで畑に植えている根菜や長ねぎなどは土が凍ってしまう。スコップ等農具の歯が立たず収穫困難となり農家泣かせの冬です。

土中の水分が凍結し硬くなるのですが、ここ安曇野は意外と降雪量が少ないんです。降った雪が日中溶け、水分となり土中へ浸透。夜間に土が凍ってしまいます。

時には生活の障害となる雪も積もったままですと冷気を遮断して土を凍結しにくくしてくれ、収穫を容易にする助けとなるのです。豪雪地で野菜を雪中保存あるいは雪の下で植えておくのは、その原理を利用した「天然の野菜保存庫」なのでしょうね。甘みも増すと聞きますね。

我が家からはその雪をかぶり朝陽をうけて、赤く染まった北アルプス、バッチリ観えます。綺麗ですよ!