9月は美味しい「新米」の時期です

だいにち堂 飯沼です。

非常に暑かった今年も、もう9月ですね。この高温続きの影響で作物への高温障害が懸念されますが、そろそろ秋らしい気候になってほしいものです。さて、野山でたくさんのトンボやバッタを見かける9月と言えば美味しい『新米』の季節でもあります。

半年手をかけて、時には「この暑さで病気は大丈夫だっか」「収量はどうか」「ちゃんと刈り取りが出来るか」とヤキモキしながらやっと収穫の時期となります。

コシヒカリ栽培が盛んな安曇野での収穫最盛期は、9月中~下旬。ただこの時期は例年台風の発生も多く風雨による稲の倒伏が心配です。穂をたくさん付けた稲は頭が重く、穂の重さだけでも倒れやすいところへ風雨によって倒伏すると、品質低下の上に機械で行う稲刈り作業の効率が悪化します。

しかも機械への負担が大きくなり故障の原因にもなります。場合によっては即作業中止なんてことにもなります。事実、私の家の稲刈りでも「さて今年の稲刈りを始めようか」と意気込み、コンバインという機械で作業を始めて5分後に全く動かなくなり3日稲刈りができないこともありました。この稲刈り用のコンバインという機械は刈り取り・脱穀・選別・藁カットの一連作業を一台でこなすため複雑な構造になっているので故障をしやすいとも言えます。高価な機械なので簡単には買い替えられないので毎年、壊れないようにと願いながらの作業となるのが現状です。