だいにち堂飯沼です。先日トラクターによる田の耕しの話をしましたが、我が家のトラクターも画像のように運転席が囲われているいわゆる「キャビン」付き。ですが、実は左側のドアがないんです。
事件は12年前、父親から田んぼを引き継いだ年の春のある日のことです。この日は暖かくドアを開けて作業をしていました。エアコンが付いているのに。
土手の際を耕していた時です。突然の大きな物音…開けていた左ドアが一瞬にして無くなったのです。何が起きたのか理解が出来ず呆然とした後、やっと状況が見えました。土手にドアを引っ掛けてしまい強化ガラスが耐えられなくなり木端微塵に崩れ落ちたのです。
「あ～やっちまった⤵」
ショックのあまりかなり落ち込みました。
トラクターのドアって車とは逆の開き方するんですよ。この修理、当時の見積で7～8万。米は儲からないし高いと思い直さず乗り続けました。左ドアの無いみじめなトラクターを。ドアが無いので冬も温まらず夏も冷えずホコリを被りながら12年、やっと今年農機具屋さんに相談しました「このドア直してくれない？」。この希望に「もう部品がないんで特注で30万かかります」と。
悩むことなく修理は諦めました。あの時ちゃんとドアを閉めていれば…。後悔先に立たずです。
でも働き者のトラクタ―に今年も感謝しながらお世話になります！よろしく‼
