自然界を生きる動物と人間の生活

だいにち堂飯沼です。

今年は各地で熊の被害が伝えられていますが、ここ安曇野も西に北アルプスが控えていますので生息しているはずです。私自身出くわしたことはありませんが、時々バイクで山の中へ入っていく際は周りを確認しながら恐る恐る進みます。

鹿や狐、猿は当然のように見かけます。特に猿は人里近くまで平気で下りてきて畑の作物を食べたり持ち去ったりと、だいにち堂から車で数分の場所でもこういった被害が確認されています。確かに山麓を走る道路のすぐ横の畑や山間部に入るだけで猿の群れを見かけることが多々ありますので、その近くで住んでいらっしゃる方々はこれ以上の被害を気にされるでしょうね。例えば家の中まで入り込んでくるとか…。

今は人間と一線を画しているのかもしれませんが、この一線が住宅地まで来るとこういった問題も起こり得るでしょう。『獣害』と一言で片づけられていますが野生動物も生きていくため子供を育てるために、本来の生息域から逸脱して餌を求めて里へ下りてくるようになったのでしょうね。そして楽をして餌を得られることを覚えてしまった。これってある意味自然界で生きていく上で不幸なことなのかもしれません。