台風に負けるな!稲刈りシーズン

だいにち堂 飯沼です。

前回、安曇野もそろそろ新米の季節とお話をしましたがここへ来ての降雨。

台風の影響で稲刈り作業ができるかどうか、ヤキモキしている農家さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

そう言う私もその一人であります。米の収穫時期の決定は穂が出揃ってからの日数、積算気温、穂の状態を見て決定。我が家の田んぼはちょうど今週がそれに当たります。それに合わせて、地面を硬化するべく、水を抜くための溝を掘り、土手を開けたのですが、8月下旬からの降雨により田んぼがぬかるんだ状態が続いているのです。

その上、風や降雨で倒伏した状態で、コンバイン(稲を刈る機械)を田んぼに入れると埋もれてしまったり、稲が詰まってしまったりで作業効率が下がったり、最悪の場合は動けなくなることも。そうなるとお手上げです。

米は水稲と言われるように、水の多い環境でこそ育ちやすい作物。だから種から始まり収穫前まで水管理を必要とし、細かな調整が行われます。ところが想定外の大量の降雨でぬかるんだり、強風によって倒伏になり穂が水に浸かると、作業効率低下や品質低下となります。

お米の美味しさはもちろん、適切な水管理と倒伏しにくい丈夫な稲作りが永遠の課題です。