田んぼに舞い降りる賢い鳥

だいにち堂飯沼です。以前に「土手焼き」を取り上げましたが、安曇野では乾燥と強風により農地での火災が頻繁に発生しています。気を付けていても火の勢いは、人の手に負えないこともあり火気の取り扱いは十分注意して行いたいと思います。

さて、ここにきてあちこちでトラクターによる春の田起こしが始まりました。稲作に向けての準備です。私もそろそろやろうかと思いますが長年気になることがあります。

トラクターで土を耕し始めるとほぼ100%で野生の鳥たちが田んぼに舞い降りてくるんですよ。きっと餌になる土中の虫をついばみに来ているんでしょうがどこで見ているのか、どこから音を聞きつけてくるのか、カラスのつがいや野鳥が群れを成して来るんです。

そして必ず耕された場所をついばんでいます。毎年のことですが『わかるんだ。賢いなあ』と感じながらトラクターを運転しています。またその鳥たちを見ていると違う種類の鳥でも喧嘩もせず、共存していて微笑ましく見えカラスでさえ可愛いなあと。

こちらも鳥を追い払うようないたずらをあえてしませんので安心しているんですね。

実はトラクターに乗ってるときは比較的余裕があるんです。車体を転回させる時以外は。
ですから、こんなゆったりした気持ちを感じてることもあるんですね。