どんぐりクッキーを作ってみよう!

長野県木曽地方では縄文時代から長い時を経て今もなおどんぐり料理が受け継がれている事をご存知でしょうか?
今までどんぐりと言えば子供の頃に友人と、拾った量を競い合ったり、コマややじろべえにして遊んだりと玩具としての役割が強いイメージでした。そんなどんぐりが実際に食べられるとのこと。どんな味や香りがするのか!ということで、道の駅でも売っているどんぐりクッキーを実際に作って食べてみたいと思います!

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クッキーの材料はこちら

クッキー作りで使用するどんぐりはマテバシイという品種。「食べられるどんぐり」と言われ、灰汁が少なく公園などにも植林され、入手しやすいどんぐりです。本来であれば拾ってきたどんぐりを選別し、灰汁抜きのために茹でたり炒ったり…と多くの作業工程を経て粉にしていくのですが、なかなか時間と手間がかかる作業。そこで今回は、すでに粉状になったものを購入し気軽に作っていきます。
どんぐり粉の香りは森の中にいるような独特な香り!興味本位で粉を口にしてみると香ばしくほのかに苦みと甘みがあり、例えるならきな粉のような味わいです。これは焼き上がりに期待!残りの材料は小麦粉、砂糖、卵、無塩バターとクッキー作りではお馴染みのメンバー。

さっそく生地作りスタート

クッキーの材料を順番に入れ混ぜていくと、生地がどんぐり色に。また、香りは甘いお菓子の香りに変化しました。もう焼く前から美味しそうな香りがするので早く焼いて食べてみたいです!ひとまとめにした生地を冷蔵庫で休ませている間に、クッキーの形を考えていきます。丸い形もいいですが、せっかくなのでどんぐりの形にすることに。抜き型がなかったのですが、うまくどんぐりの形にすることができました。

出来た生地をオーブンに入れ、焼き色がついたらケーキクーラーの上で冷まして完成。

出来上がり!お味の方は?

焼き上がりは綺麗なきつね色、形も崩れずどんぐりの形をキープできています。さて気になるお味は…どんぐりの程よいビター感と甘くて香ばしいサクサクとした食感がとても美味しいクッキーになりました!また、余ったクッキーをスタッフにも食べてもらうと「サクサクで美味しい」ととても喜んでもらえました。今回はどんぐり粉を購入して気軽に作りましたが、実際にどんぐりを拾って一から粉にして作ってみるのも楽しそうです。どんぐり粉は、他にもカレーやハンバーグ、パン等様々な料理の材料としても使えるのでぜひお試しください。