「稲刈り休み」の懐かしい思い出

だいにち堂飯沼です。

秋の稲刈りのシーズンですが昨今は機械化が進んだり、やり方が変わり人手があまりかからない作業となりましたが私が子供のころ、昭和40~50年代は子供の手も貴重な労力とされていました。長野県の小学校ではそのころ数日間の秋の『稲刈り休み』という名の休みがありました。

我が家でも稲作をやっていたので休みとはいえ田んぼへ連れていかれ、毎日稲刈りとはぜかけ作業をしました。というかやらされました。痒いし重いし疲れるし長時間だし毎日続いて子供にとって辛いだけであり、まじめに取り組んだ記憶はございません。

何が楽しみだったか?強いて言えば休憩の時のお菓子だったのではないでしょうか。普段あまり甘いものを与えてもらえなったので、その時はきっと食べることが出来たのだと思います。うろ覚えではありますが今となれば懐かしい思い出です。

この『稲刈り休み』以外にも『田植え休み』や『寒中休み』なども存在した時代もありましたので長野県の夏休みは短いとされていました。定かではありませんがその名残のせいか、現在も全国に比べ夏休みは短めではないでしょうか。例年8月のお盆明けのころに始業式ですので早いですよね。