秋の味覚「干し柿」は簡単に作れる!?

だいにち堂 飯沼です。

我が家の柿の木、今年は鈴なりでした。たくさん実をつけすぎた結果全体に小ぶりな甘柿となりました。これだけの量ですと自家消費は当然できずご近所、知人、会社へ配りましたが、さばき切れず多くは冬の間に落下したり、野鳥の餌となります。日中はその野鳥たちが集団でついばみに来て賑やかですよ。それにしても何の肥料も与えていないのに、数十年毎年よく実をつけるものだなあと感心の繰り返しです。

こちらの木は甘柿を実らせるのですが数年前までは渋柿の木も存在しました。私が子供の頃はその渋柿から干し柿を作り冬場のお茶うけとして食べていました。軒下に連ねて干して所謂『すだれ』のようなオレンジ色の風景を思い出します。ちなみに干し柿の生産量は長野県が日本一とのこと。

そんな干し柿ですが本格的に作るには手間がかかります。皮を剥き、ひとつひとつ紐で結び吊るし、干す。大変ですよね。これを簡単に作る方法をひとつご紹介しましょう。渋柿を皮を剥かずに(剥いた方が方が食べやすい)実を4つ割り程度にして、上の写真のような網状の干し網に離して並べ干す。気温が下がる11月は好機ですね。カビの発生が気になる場合は高度数の焼酎をかけながら干せばカビ発生の確率は下げられます。

手ごろな大きさにカットされていますのでお試しあれ。