あけましておめでとうございます。健やかに新しい年をお迎えになられたことと存じます。午年は、前に進む力や元気を運んでくれる、明るい縁起に満ちた年。2026年も皆さまの健康にお役立ていただける誌面づくりを目指して邁進してまいります。どうぞ本年も変わらぬご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
馬が象徴する“幸運を運ぶ年

午年(うまどし)は十二支の七番目にあたり、活力や前進力を象徴する年とされています。古くから馬は人や物を選び、暮らしを支えてきた頼もしい存在。そのため「縁を運ぶ」「物事が軽やかに動き出す」といわれ、発展や成長の象徴として親しまれています。新しい挑戦にも追い風が吹くとされる午年は、一歩踏み出す力を与えてくれる縁起の良い年です。
北アルプスを望む里山の神社
国宝仁科神明宮で健康祈願

新しい1年のはじまり、お客様の健康を願って長野県大町市の国宝「仁科神明宮」へ参拝に訪れました。北アルプスの山並みを望む静かな里山に、凛とした空気が漂う神社。訪れた瞬間に、心がすっと整うのを感じる場所です。仁科神明宮は、伊勢神宮と同じ“神明造”の建築様式を今に伝える貴重な神社。長野県で唯一国宝の神社です。木々の香りが漂う境内に一歩足を踏み入れると、心がすっと澄み渡るような静謐さ。長い時間を経ても変わらぬ折りの場として守られてきたことを感じます。

冬の澄んだ空気の中、まずは手水舎で身を清めてから、鳥居前でしっかりと一礼し、参道へ。大きな木々が立ち並び、まるで自然そのものがお迎えしてくれているようです。
参道を進むと、やがて日本最古の神明造とされる社殿が姿を見せます。木の質感を残した端正な佇まいは、飾らない美しさそのもの。「千年以上前から、同じ祈りがここで続いてきたんだ…」そう思うと、思わず言葉を失ってしまうほどの存在感があります。

拝殿の前で静かに手を合わせ、今年1年の健康を祈ります。深呼吸をすると、体の中まで清らかな空気が満ちていくようです。
皆さまにとってこの1年が健やかで幸多きものとなりますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。

拝殿の奥には国宝に指定されている本殿があり、その周囲を包む静かな森とともに厳かな雰囲気を守り続けています。普段は近づくことのできない神聖な領域ですが、拝殿越しに感じる気配は神聖さが漂い、長い年月この地で祈りが受け継がれてきたことを静かに物語っていました。

「神明宮」という名前は聞きなれない方も多いかもしれませんが、天照大神(あまてらすおおみかみ)を主祭神としてまつる神社の総称だそうです。有名な伊勢の神宮では20年に一度行われる式年遷宮というお祭りで社殿を全て造り替えますが、仁科神明宮でも同様に600年以上に渡り式年正遷宮祭で社殿の造営・修理を行っている全国でも類を見ない神社です。
仁科神明宮は、日本最古の神明宮として国宝に指定されているほか数多くの文化財を有する由緒ある神社です。また、樹齢700年にも及ぶ杉、檜などの古木が林立する社叢はとても豊かな自然に囲まれています。
歴史マニアの上司がうるさい
日本を代表する三重県の「伊勢神宮」。実は、「伊勢神宮」ではなく「伊勢の神宮」が正しい表現です。全国に神宮号を名乗る神社はに24社ありますが、「神宮」と名乗れるのは伊勢だけになります。
ちょこっと神社メモ
長野県内でもとにかく自然豊かでのどかな地域のため「知る人ぞ知る…!」という感じですが、仁科神明宮の事を聞いてから現地に足を運ぶと、樹齢700年以上のご神木や神明造り全てが、神威と荘厳な雰囲気に包まれ、神々しさを感じました。これまで知らなかった歴史を学んでからは、神社仏閣に行く楽しみができました。
-歴史マニア 松本より-







