千葉の郷土料理「太巻き寿司」を作ろう!!

節分といえば太巻き(恵方巻)。恵方に向かって事を行えば「何ごとも吉」とされる習わしです。そんな太巻きですが、千葉県では模様を作る華やかな太巻きが郷土料理となっています。そこで今回は「皆さまに沢山の吉・良きこと」が訪れますようにと願い「太巻き寿司」作りに挑戦します。

太巻き寿司のレシピ

今回作るのは「お花」の金太郎のり巻き。材料はコチラです。

まずは下ごしらえ

最初に酢飯を作ります。ボウルにご飯と(A)を入れ混ぜ、冷まします。作った酢飯のうち、2/3を別のボウルに入れて桜でんぶを混ぜます。きれいなピンク色にしようと思い、一袋丸々使いました。市販の巻き寿司にも、こんなに桜でんぶを入れているのかと驚きです。続いて花の中心となる薄焼き卵を作ります。ボウルに溶き卵と塩を入れ、混ぜます。フライパンで両面を焼いたら火からおろし、筒状に巻きラップをします。

花ののり巻き作り

次に、桜でんぶを混ぜたご飯をのりに乗せて巻きラップで包みます。同じものを5本作ります。この作業、一見簡単なようでなかなか難しい。太くなりやすいので細めに均等な太さで巻くように注意。さらに薄焼き卵にも小さいのりを巻きラップで包みます。

いよいよ太巻き

大きいのりに酢飯の残りを敷いて、先程作ったのり巻きを並べ、巻いていきます。薄焼き卵をその上に乗せます。崩さないように慎重に巻くため、文字通り手に汗にぎる瞬間。ラップで包みしばらく置きます。のりがしんなりしたら、ラップをとり、1.5㎝幅に切って完成です!断面が綺麗な花になっているのか、ドキドキしながら包丁を入れていくと…。なんとか花の形になっている!ホッとしました。見た目も綺麗で予想以上の出来栄えです。太巻き寿司は巻く時にコツがいりますが、とても手軽にできますので、ぜひ皆様もご家庭で千葉の郷土料理を作ってみてはいかがでしょうか。