髪にうれしい!牡蠣の健康レシピ

牡蠣には髪の毛にうれしい成分がたくさん含まれていることをご存じでしょうか?今回は、そんな牡蠣のお手軽レシピを2つご紹介します。

牡蠣と海藻の炊き込みご飯

<牡蠣の下準備>

  1. ボウルにザルを重ね、牡蠣を入れて多めに塩を入れてふる。
    ★牡蠣は塩で洗うことで、汚れに加えて生臭みやぬめりを取り除くことができます。水洗いする際は竹ザルを使用すると牡蠣の身を傷つけず洗うことができるのでおすすめです。
  2. 牡蠣が半分かぶるくらいの水を注ぎ、ザルを前後に10回ほどゆすって牡蠣をふり洗いする。
    ★牡蠣はひだの部分に汚れが多いので、その部分の汚れが取れるまで水を数回取り替えて洗います。牡蠣を手で揉むと、身を傷つけてしまいがちなので、水の中でザルを大きく動かししっかり汚れを取りましょう。
  3. 洗い終わったらザルにあげて水をしっかりきる。
  4. 水をきった牡蠣をボウルに戻し入れ、醤油を全体にまぶす。軽く全体を混ぜたらザルにあげ、水分をしっかりきる。ザルは角度をつけて傾け、最後の一滴が落ちるまでそのまま待つ。
    ★余分な水分を醤油で流す「醤油洗い」をします。醤油が余分な水分を引っ張ってくれるので、牡蠣が水っぽくなるのを防ぎます。さらにその後の味なじみをよくする効果もあります。

<その他の下処理>

  1. お米は炊く30〜1時間前に研ぎ、浸水させておく。
  2. わかめを食べやすい大きさに切る。(乾燥の場合はわかめを戻してから切る)

作り方

  1. 鍋に●を入れて中火にかけ、鍋に煮汁を入れて煮立たせる。
  2. ①が煮立ったら牡蠣を加え、木べらで軽く混ぜながら2〜3分煮る。
    ★牡蠣は火を通し過ぎないことがポイント!
  3. ②が煮えたら火を止めてそのまま冷まし、味を煮含める。
  4. 炊飯器の内釜に浸水させておいた米、だし汁、わかめ、生姜、水適量(3合の目盛りまで足りない分を足す)を入れて炊く。炊きあがったら、三つ葉を3cmの長さに切って③とあおさとともに加え、さっくり混ぜ合わせ、器に盛り付けて出来上がり。
    ★牡蠣は米と一緒に炊くと縮むので、炊きあがりに混ぜ合わせてふっくら感をキープ!

ポイント

牡蠣には、豊富なミネラルがたっぷりと含まれており、特に髪の毛の元となる成分である「亜鉛」が含まれていることがポイントですが、亜鉛は体内で合成されません。つまり、常に補給する必要があります。そして、アミノ酸が豊富に含まれていることもポイントです。亜鉛とアミノ酸を摂取することで、血管が柔軟になること、細胞のアンチエイジング効果、リジンの効果によって育毛活性化が期待できます!

牡蠣と海藻のキムチ和え

作り方

  1. 牡蠣を上の炊き込みご飯の牡蠣と同じように洗い、鍋で湯をしっかり沸かし、沸騰した状態で3分〜5分程度茹でる。
    ★牡蠣を茹でる時のポイントは、必ず湯が沸騰してから牡蠣を鍋に投入することです!
  2. 茹で終えたらザルにあげてしっかり水気を切り、キムチと合わせて一晩寝かす。
    ★時間がなければ一晩寝かさなくても大丈夫です。
  3. 食べる前に②、めかぶ、もずくと和える。味を調え器に盛り付けたら出来上がり!

ポイント

めかぶ、もずくの海藻類には、髪の毛に限らず人間の身体に良いとされる成分がたくさん含まれており、その中でも牡蠣にも含まれている髪の毛には欠かせない「ミネラル」が豊富です。
そして、海藻類には髪の毛の生成をサポートする「ヨード」という栄養素も豊富に含まれているため、こうした栄養素が髪に良いといわれるポイントのひとつです。

また、今回の海藻類はめかぶ、もずくを使用しましたがわかめ、あおさ、ひじきやその他の海藻類でもOKです!