5月の記念日特集

5月といえばたくさんの祝日を楽しみにしている方も多いことでしょう。さて、そんな国民の休日ですが、一体何の日でどのような背景から制定された日なのか、有名な日からあまり知られていない記念日までズラッとご紹介します!

母の日の贈り物はなぜカーネーション?

母の日にカーネーションを贈るのが定番となっているのは、世界中で日本だけだそう。赤いカーネーションには、「母の愛」「愛を信じる」「母への愛」などの花言葉があります。お母さんへの感謝や深い愛情を伝えられるので、母の日のプレゼントとして定着しました。

家庭菜園やガーデニングをはじめてみませんか?

「みどりの日」は、自然や植物を大切にするための日。自然に親しみと感謝を持つことを目的とした祝日であり、そんな記念日がある5月は植物の生育にぴったりの陽気。自分の手で緑を育てる体験は豊かな心を育みます。この機会に、育てる楽しさにふれてみませんか?

憲法の施行を記念し国の成長を期待する日

昭和22年5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念して、昭和23年に制定されました。憲法は国民が安全に暮らしていくためになくてはならない国のルール。もちろん日本だけではなく多くの国に存在します。そして、国によっては特色豊かなイベントが開催され、盛大にお祝いされるところもあるようです。

旬の食材がてんこ盛り!
行事食に込められた多くの願い

子どもの日の行事食といえば、ちまきや柏餅が有名です。ちまきは「無病息災」の願いがこめられ、地域によっては中身がおこわやお団子など異なり、柏餅は柏の葉が新芽をを出すまで古い葉が落ちないことから「子孫繁栄」の願いが込められています。また、ぶりは出世魚とされ成長や成功を願われる縁起が良い魚。今が旬のかつおは「勝男」とも書かれることから勝利を象徴する魚です。行事食の意味に触れながら子どもの健やかな成長をお祝いしましょう。

今月はサステナブルな記念日がたくさん!

様々な社会の課題と、それを解決するために掲げられた「SDGs(持続可能な開発目標)」。テレビなどでよく目にするけれど、自分には何ができるのか…そう思う方も多いかもしれません。5月はそんな社会問題に関わる記念日がたくさんあります。これを機にまわりの環境について考え、活動に貢献する第一歩を踏み出しましょう。

子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的として、「子どもの日から」1週間は「児童福祉週間」と定められています。期間中は、親子での参加はもちろん世代の垣根を越えて幅広い世代間で交流できる機会が設けられます。自然とのふれあいや、子ども主体の企画などユニークな催しが多数開かれ、地域内のつながりを深めるとともに子どもたちの豊かな心を育む貴重な期間です。

ミツバチは花から花へ花粉を運び、農作物や植物をはじめ、多くの命を繋いでいます。そして、人が食べるほとんどの作物や食料の生産に関わっていると言われているのです。しかし、近年では農薬の影響や気候変動などによりミツバチに深刻な影響が及んでいます。「世界ミツバチの日」には、ミツバチや蜂蜜の大切さにふれることができる体験型のイベントをはじめ寄付活動も積極的に行われます。

地球上には、森・川・海などの様々な環境があり、その中で3000万種ともいわれる生き物たちがお互いに支え合って生きています。ところが、現在1年間に4万種もの生き物が絶滅するなど、環境の変化が原因で多くの生物が大きな危機に直面しています。
この機会に、暮らしを支えてくれている生き物とたちと向き合い、今私たちにできることを考えてみましょう。

日本では、年間約4400万トンの破棄物が発生し、ひとりあたりの廃棄物発生量は、約1000㎏に達します。その内20%がリサイクル、60%が焼却され、焼却による二酸化炭素の排出も問題となっていいます。5月30日~6月5日で行われる美化運動では、海岸などのゴミ拾いやマイバック・マイボトルの利用、ゴミの分別を呼びかける活動など、個人から団体、企業まで一丸となって行われます。