お正月の食べ物といえば『お餅』です。
そのまま焼いて食べたり、お雑煮に入れるなど、様々な楽しみ方ができるお餅ですが、今回は少し変わった食べ方をご紹介します。
お餅の豆知識
●なぜお餅はもちもちなのか
お餅の原料である「もち米」の粘り気が、普段食べているお米の「うるち米」に比べて強いのは、含まれているでんぷんの成分の違いによるものです。もち米の成分は、粘り気のもとになるアミロペクチンがほぼ100%を占めています。一方でうるち米はアミロペクチンとアミローズを含んでいるため、適度な粘り気があります。
●地域によって違う?お雑煮のお餅のかたち
お雑煮に使うお餅の形は「角餅」と「丸餅」の2種類。
岐阜県の関ヶ原を境目として東が角餅、西が丸餅に分けられています。ちょうど境目にある、岐阜、石川、福井、三重、和歌山などでは、角餅と丸餅の2種類とも使われているところもあるのだとか。
●お餅をおいしく食べるために
- 食べやすい大きさに切る
小さく切っても、十分に噛まずに飲み込むと、喉に再びくっついてしまうことがあります。よく噛んで飲み込むようにしましょう。 - 寒い日のお餅には注意
寒い時期は、温かいお餅でも食べている間に固くなりやすいです。スープやお茶などの水分で喉を潤してから食べましょう。
もちチーズ明太の春巻き



作り方
- 巻きやすいようにお餅を縦にスライスする。
- 春巻きの皮に大葉・お餅・明太子・チーズの順に乗せて巻いていく。
とじ目に水溶き小麦粉を塗ってしっかり巻く。 - 170℃の油に②を入れてきつね色になるまで揚げる。
- 油を切ってお皿に盛ったら出来上がり。
お好みで和からしをつけてお召し上がりください。
あんもちパイ




作り方
- 冷凍パイシートは解凍しておく。
- パイシートは図のように切っておく。
- お餅を横にスライスする。
- 三角形に切ったパイシートのうち4枚に、あんこ・お餅の順に乗せる。
残りのパイシートを重ねてフォークでふちを押さえる。 - 溶き卵を塗りグラニュー糖をかけて、180℃に温めたオーブンで約10分間焼く。
(オーブンによって焼き時間が異なるため、焼き色を見ながら調節してください)