養蜂場へ行こう!|はちみつの採取を見学

だいにち堂では、地元の特産物や農産物の販売も行っています。その中でも特に人気の「はちみつ」を採取する現場に立ち会いました。

尾澤養蜂場へ見学に訪れました

80年以上の歴史を持つ養蜂家・尾澤さんの採蜜場は、山道を進んだ人里離れた山あいのあります。聞くところによると 採蜜場 はこの他にも数箇所存在しているのだとか・・・。

採蜜作業はミツバチがおとなしい早朝から始める事が多く、私たちが朝の9時半事に現場に着くと、尾澤さんたちはすでに作業を始めていました。この日は気温も30度以上あり、防護服を着ながら作業をする養蜂家さんたちには感服です。

作業の再開に合わせてはちみつ採取の見学をさせていただいたので、一連の流れをご紹介します。

はちみつが採れるまで

まずは、巣箱から巣枠を取り出しミツバチを払う作業を行います。

この時期のミツバチは気性が荒いということで、私たちは時々こちらに飛んでくるミツバチから逃げながら遠くて眺めることに・・・。なんとこの時期の巣箱には5万匹ほどミツバチがいるそうです。

ミツバチは煙が苦手らしく、燻製機を使い、煙を出して追い払っていました。

はちみつ

次に巣枠を少し離れた場所に運び、蜜蓋を切る作業に入ります。この時に、熱湯に包丁を浸けておくことで切りやすくなるそうです。

そして、蜜蓋を切り取った巣枠を遠心分離機にセットして蜜を取り出します。底に蜜が溜まったら下のコックを開けて一斗缶へ流し込んでいきます。流れ出るアカシアの蜜の透明感はずっと眺めていても飽きません。

老舗養蜂場が採取した質の良いハチミツ

はちみつは自然界で作られた完全な保存食。養蜂家の尾澤さんは、人間が作るのではなく、ミツバチが完成させてくれるので、できるだけ人間の手が入らないようにして瓶詰めにするのを意識していると言います。

非加熱で瓶詰めする「厳選アカシア」「アカシア」「百花」の3種類のはちみつ。

高純度の『生はちみつ』をぜひ味わってみてください。