雪やこんこん|融雪剤の表と裏

こんにちは!だいにち堂の飯沼です。

二月に入ると、早朝に近所の家の前で雪かきをする「ガッガッザッザッ」という音で目が覚めることもあります。そんな今年の冬は雪が多く、各地で活躍した融雪剤。沢山必要になり品切れも起こしました。積雪の対処には、雪かきの道具と合わせて融雪剤に頼るのが効率的なため実際に使われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私の住む地域では公民館から支給され、日陰の道路を中心に散布しています。

この融雪剤、「塩化ナトリウム」や「塩化カルシウム」から作られ融雪、解凍には効果がありますが、金属の錆など腐食の原因になることも。また水分に反応して発熱するので衣類に付けたままだと穴が開くこともあります。

一雨ごとに春が近づくと言われるこの時期、道に残った融雪剤も雨が流してくれるので有難いものです。ただ、流された融雪剤は土に入り河川に流れて、やがて海へ行くと思うとなんだか複雑ですね。

便利な反面、環境への影響も考えさせられるこの頃です。長年使用してきた影響が今後出ないことを祈りたいと思います。