脱穀を終え…丹精こめて作った新米

だいにち堂 飯沼です。

だいにち堂農園で育った「鈴ひかりはぜかけ米」は、地元農家さんのご協力もいただき脱穀を終えて、無事出荷の運びとなりました。

早速、社員食堂で試食してみることに。
甘いです!美味いです!機械を使っても一苦労の稲刈り、1束ひと束を手作業ではぜかけし、ほこりを浴びながらの脱穀作業。お米作りをやった人だからこその味も感じられたように思います。何て言いましょうか、愛おしいというか…。

だいにち堂のお米は手作業で手間暇かけておりますが、我が家のお米の方はもう50年ほど前から、この秋の作業は機械に頼っています。乗用機械で刈り取り、収穫したものはすべてトラックでJAの施設へ運び込んで終了。寂しいことに自宅で食べるお米は、自分で作ったとは言えないものです。

昔は自宅で食べる分は自宅で乾燥、脱穀、籾摺り、精米をして食べていました。ですが、自前で乾燥施設を建てるには多額の費用が掛かるため、いつからかJAの施設を利用するように。かつて米はたくさん作れば儲かると言われた時代がありましたが、現在では米価も下がり、機械や施設に投資することは難しい状況。そんな昨今、だいにち堂農園での秋作業は有難い経験であると感じます。来年も美味しいお米が獲れますようにと農業担当者の願いです。