驚きの風習をご紹介!びっくり世界のお正月

日本の中でも地域によって祝い方が様々なお正月ですが、世界はどのような新年を迎えるのでしょうか。日本では考えられないユニークな風習がたくさんありました。

デンマーク(ヨーロッパ)

北欧にある海に囲まれた国。医療、年金、介護、教育などが原則無料だが税金が高い「高福祉、高負担」の福祉先進国。

隣家に向かってお皿を投げつける風習があり、正月の時期には玄関の前に割れた皿が粉々になって落ちているそう。嫌がらせではなく「皿を投げつけられた家は幸せになる」という言い伝えがあることに由来します。

エクアドル(南米)

南アメリカの西部に位置する共和制国家。ガラパゴス諸島を領有します。

年末になると紙と古い服で作った人形を家の前に飾ります。これは去年という意味の「アニョパサド」と呼ばれています。年が変わると同時に火をつけて燃やし、前の年の悪いことを忘れ、新年の幸福を願います。

スペイン(ヨーロッパ)

情熱の国と呼ばれるスペイン。正式にはエスパニャ王国と言います。

スペインでは新年を迎えるカウントダウンと同時に、12粒のブドウを食べる風習があります。新しく始まる12ヶ月の幸運を祈り、食べ切れると願いが叶うとされています。

南アフリカ共和国(アフリカ)

アフリカ大陸の最南端に位置する国。2010年サッカーワールドカップでも注目された国です。

いくつかの地方では下着の色でその年の運命を占う風習があります。赤色は恋の成就、金色はお金、白色は安全で、それに合わせた下着を着用します。

ペルー(南米)

古代インカの都市マチュピチュを擁する国。首都のリマにはアメリカ先住民の貴重な美術品コレクションが収蔵されています。

年末に許せない相手と本気の殴り合いをしてわだかまりを解消し、新年を迎えるというお祭りがあります。

タイ(東南アジア)

豪華な王宮や古代の遺跡、華やかな寺院で知られる国。

タイでは西暦よりもチャントラカティの正月(4月13〜15日)を重視し、水かけ祭りが行われます。

アイルランド(ヨーロッパ)

アイルランドは緑豊かな自然環境により、エメラルドの島とも呼ばれています。

大晦日にパンを作り、家のドアや壁を叩く風習があります。悪霊を追い払うという意味が込められています。