長野県の特産物でもある『そば』も新そばの季節に!ということで、今回は、小麦粉とそば粉の割合が2対8の割合で作られる『二八そば』のそば打ち体験をしてきました。
①水回し

まずは、水回しという作業をします。粉全体に水が行き渡るようにかき混ぜ、ダマ状にしていきます。この作業を数回行うと、少し大きなダマになります。
②-1 練り

このダマになった状態の生地を、よ~く練っていきます。あまり長時間こねていると手の温度で生地が温かくなってしまうので、こねる時間としては約1~2分程度です。生地の表面につやが出てきたらOKです。
②-2 菊練り
練り終わったら、生地に含まれている空気を抜くための作業、「菊練り」をします。生地の周囲を真ん中にまとめながら回転させると、菊の花のような模様ができることからこのような名前が付いたそうです。
③伸ばす

次に、生地を伸ばしていきます。そば打ちといえばこのイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
最初は、生地を回転させながら、手のひらで中から外に向かって押し出していきます。
④伸ばす

次にのし棒を使って均等に伸ばしていきます。この作業が意外と難しく、どんどん丸い形が崩れて、レモンのような形に・・・
⑤伸ばす

今回最も難しかったのが、綿棒に生地を巻き付け、手前に転がしてから引っ張り、生地を伸ばすという作業でした。
全然丸くなってくれなかったり、指の後がついてしまったり、力を入れすぎて破けそうになったりなど、なかなかうまくいかず・・・全体的に力加減が難しく大変な作業でした。
⑥切る

そしていよいよ麺を切る作業に!『駒板』という板に沿ってまっすぐに包丁をおろし、少し左に倒して駒板そば1本分ずらします。この動作を繰り返し、そばを切っていきます。この作業は唯一といってもいいほど、スムーズにできたのではと思います。なんと終えていただいた先生にも褒めていただけました。
⑦食べる
四苦八苦しながらなんとかそばが完成しました!思っていたよりもそばの太さは均等で、短いものもなく、ぼそぼそもしていない・・・!
ということで、初めてのそば打ちと考えれば、なかなかの完成度だったのではないでしょうか。
そばの名産地である信州にいても、今まで体験することができなかったそば打ち体験でしたが、とても楽しくできました。
年越しそばなども自分で打てたらとても楽しいだろうな~と思います。
だいにち堂でも、信州産のそばを販売しています。年越しそばとしてぜひお楽しみください!