天然素材の蚊取り線香を作ってみよう

8月は虫の多い季節ですが、市販の蚊取り線香は香りが苦手…そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。お香のように好きな香りで虫除けができたらいいですよね。実は意外にも蚊取り線香はご家庭で手作りできるんです。

材料

  • 除虫菊パウダー・椨粉(※除虫菊パウダーは事前に注意事項を確認の上ご用意ください)
  • アロマオイル(今回はレモングラスを使用)
  • クリアファイル
  • 混ぜるための容器

虫除けの成分として使用するのが「除虫菊パウダー」。除虫菊には「ピレトリン」という除虫成分が含まれているため、古くから虫除けとして使われてきました。

※クリアファイルは上の画像のように丸く切ってからさらに半分に切り、半円状にしておきます。

作り方は簡単

では早速作ってみましょう。容器に除虫菊パウダーと椨粉(たぶこ)を1:1の割合で入れて混ぜます。今回は除虫菊パウダーのボトルのキャップ2杯ずつ使用しました。

お好みのアロマオイルを10〜20滴入れてさらに混ぜ、水も加えて練っていきます。水は多く入れてしまうと柔らかくなりすぎてしまうので少量ずつ加えるのがポイントです。

少し力がいりますが根気よく練っていきましょう。

成形していきましょう

固められるくらいの柔らかさになったら、半円のクリアファイルで作った円錐の中に詰めて成形します。スポン!と気持ちよく取り出せます。乾燥させる日数は環境によって異なりますが、直射日光の当たらない風通しの良いところで数日乾燥させましょう。底の部分も乾くように時々向きを変えてください。完全に乾燥していないと途中で火が消えてしまいます。

実際に使ってみると

ふんわりとアロマの良い香り!お香の原料にも使われる椨粉が入っているのでお香に近い感じがします。煙も少なく室内でも使いやすそう。

今回はレモングラスを使用しましたが、他にレモンユーカリ・シトロネラ・ゼラニウムも虫除けには良いそうです。色々な香りで作ってみたくなりますね。ぜひ皆様も天然素材の蚊取り線香、作ってみてください。