70%が経験する正月病とは?

新年を迎え、気持ち良く目標に向かってスタートするはずだったのに、なんだかだるい、体が重い、眠いなどに悩まされていませんか?これこそ『正月病』と言われている心身状態。今までの人生で一度は経験したことがあるという方も多いことでしょう。お正月休みを終え、心身共に健康で一年をスタートするために重要なポイントをご紹介しますので、まずはご一読ください。

だるい・体が重い・眠い…が続く

連休の後はいつも気分が乗らない、調子が悪い…そんな訴えが最も多くなるのは年末年始の連休明けだと言われています。ある調査によるとおよそ7割の人が年末年始の連休明けに「だるい」「体が重い」「眠い」などの不調を感じているそう。これらは、総称して『正月病』と呼ばれています。この原因は、様々な生活習慣の乱れと室内外の寒暖差による自立神経の乱れだと考えられます。

原因①のんびり何度も食事をした

まず食生活の乱れに思い当たる節はありませんか?

お正月はおせち料理などが食卓に並び、食事の回数がついつい増えてしまうもの。またのんびりと過ごすことも増えるため、活動量が少なくなりがちに。すると短期間で体重が増え、だるさや腰痛・肩こりを引き起こしてしまいます。さらに、だらだら食べることが多いと胃腸が休まらずに消化器系が弱くなってしまうこともあるので要注意。

原因②ゆったりしすぎて逆に休まらない

次に生活リズムの乱れ。多忙な12月が過ぎ、新年はゆっくり迎えたいもの。いつもより遅めに起床し、深夜までお正月番組を見て過ごしたりはしていませんか?

そして連休明けにまた忙しい日々が始まる…このような短期間での生活リズムの乱れは体がついていかず疲れやすくなってしまうことに。

原因③質の高い睡眠をとっていますか?

そして睡眠のリズム。ゆったりとしたお正月を過ごしすぎて、ついついお昼寝も増えたりしませんでしたか?睡眠の質が低下すると、昼間に眠くなったり疲れがとれにくくなったりしてしまいます。

正月病だと思ったら・・・こんな対策が有効です

『正月病』は時間がなんとかしてくれる、もうちょっと体が慣れれば…なんて甘い考えでは解決しません。そこで手軽にできる解決方法をご紹介。お正月気分をリセットし、やる気に満ち溢れた新年のスタートにするために、ぜひ実践してください。

対策①正月気分の冷蔵庫をリセット

冷蔵庫は胃袋の鏡。年末年始の食材の買い込みに慣れず、必要最低限のストック量に調整しましょう。

対策②緑茶のカテキン大きな期待

緑茶に含まれるカテキンは脂肪を燃焼する力を持っています。お正月でたるんだ体も食後の緑茶でスッキリ!

対策③ツイスト運動でシェイプアップ

お正月を過ぎたらお腹がたるんでしまった…という方にオススメなのがツイスト運動。

中腰になり、両手を胸の前に合わせて腰を左右にゆっくりねじって戻すを繰り返しましょう。左右交互に4~5回くらいからスタート。

対策④朝日を浴びてスイッチオン

朝日を浴びると幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量が増え、体内時計をリセットしてくれます。寒さやストレスに負けず、すっきりと気持ちの良い一日にするための習慣にしてください。

対策⑤体温調節で質の高い睡眠を

炭酸ガス入りの入浴剤は血流を良くしてくれます。38~40℃のお湯に20分ほど浸かることで深部の体温が上昇し、副交感神経が優位になるため、質の高い睡眠に役立ちます。また就寝前にホットタオルなどで首元を温めるのもオススメです。