いちごの季節がやってきた!

いちごは果物?野菜?

園芸学の観点から見ると、いちごは「野菜」に分類されます。しかし、デザートやお菓子作りのキーアイテムとして使われることが多く、スーパーでは「果物」として販売されていたり、生活感覚では果物と言えます。

たった6粒でレモン1個分相当のビタミンCを摂取できる!

いちごにはどのような栄養が含まれているかご存知でしょうか?じつは、フルーツの中でもビタミンCの含有量がトップクラス!美味しく食べて、健康や美容にアプローチできるのです。

他にもこんな栄養がたっぷり!

  • 葉酸で貧血予防!
    ビタミンB12とともに赤血球を生成します。貧血でお悩みの方、妊婦さんは積極的に摂ると〇
  • 食物繊維で便秘解消!
    善玉菌を増やして腸内環境を整えるほか、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする働きも。
  • 機能性成分のポリフェノール!
    脂肪の生成を抑えるエラグ酸や抗酸化作用で目の健康を助けるアントシアニンが含まれています。

食べる前にちょっとまって!
ビタミンCを効率よく摂取しよう

水洗いはヘタを取る前に

水溶性のため栄養が流れ出てしまうのを防ぎます。また、包丁で切り落とさずに手で取るようにしましょう。

加熱せず生で食べよう

熱に弱い性質のため、加熱するとビタミンCのほとんどが失われてしまいます。新鮮なうちに生で食べるのがおすすめです。

個性豊かないちごたち、品種ごとの味わいをチェック!

あまりん

食べた瞬間に際立つ強い甘みとほのかな酸味が特徴。果実の色ツヤが美しく、鮮やかな赤色が映える見た目の良さも魅力のひとつ。

とちおとめ

甘みの中に酸味も感じられ、バランスの取れた味わいが特徴。また、果汁が豊富で果肉がしっかりしているため、比較的日持ちが良い。

あまおう

「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字を取って「あまおう」と名付けられた。濃厚な味わいが特徴の福岡ブランドいちご。

女峰

酸味がやや強く、生食すると濃厚な甘酸っぱさが味わえる。生クリームとの相性が良いためケーキなどに使うほか、酸味を生かしたジャムもおすすめ。

淡雪

「さがほのか」の突然変異で誕生した品種。栽培量が少なく希少価値の高いいちご。酸味が控えめで優しい香りと甘さが特徴。

ショートケーキにいちごが乗っているのはなぜ?

子どもから大人まで大人気のふわふわなショートケーキ。実は、海外では生地が異なります。もともとサクサク生地だったものを某有名洋菓子店の創業者が日本人向けにカステラを参考にした「いちごのショートケーキ」を開発しました。いちごが乗っている理由は諸説あり、いちごの鮮やかな色と甘酸っぱい味わいが生クリームと相性が良い、日本の日の丸がイメージでき、お祝い事などで振る舞いやすい、などがあります。

毎月22日はショートケーキの日

なぜ22日がショートケーキの日なのでしょうか?答えはカレンダーを見ると…22日の上の段に15(いちご)日が乗っているように見える事から発案されました。この日は日本全国のスイーツ店が参加し、ショートケーキの日を盛り上げています。