「夏といえば?」を大特集!

皆さんは、夏といえば何を思い浮かべますか?冷たくて甘いスイカ、8月唯一の祝日である山の日、夏祭りや花火などたくさんのイベントや風物詩がありますよね。今回はそんな数多くある「夏といえば?」の中から一部を厳選して詳しくご紹介します。今年の夏もすてきな思い出をたくさん作ってください!

熱中症予防にもなるスイカの実力!

夏の果実の王様と呼ばれるスイカ。まんまるなカタチで、インパクトのある縞模様。これだけでも王様の名は相応しいと感じますが、含まれている栄養素も相当なものなのです。


まず、夏に気を付けたい症状と言えば熱中症。この対策には水分補給が第一です。スイカは、その90%以上が水分で、しかもカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル分もたっぷり含まれています。

ちなみに、スイカに塩をかけて食べることもありますよね。甘さが引き立ち、爽やかさを演出してくれます。でも、どうしてこの食べ方をするのでしょうか。実はこれ、とても理にかなっていて、スイカのミネラルと塩分、つまりナトリウムが組み合わさることで天然のスポーツドリンクへと早変わりするんです。


またスイカは低カロリーなのも魅力。とても甘いのにもかかわらず100g当たり37キロカロリーとなっており、食物繊維も豊富で満腹感も得られます。さらにスイカに含まれるシトルリンというアミノ酸は血流を促してくれる働きがあり、近年注目が集まっています。

他にも、肌の健康を保つビタミンAや美肌対策に欠かせないビタミンC、抗酸化力の強いリコピンなどの栄養素が盛りだくさんなのです。
美味しさだけでなく夏の元気にも役立つスイカ。今まで当たり前のように食べていた方も、その素晴らしさを感じていただけたのではないでしょうか。

山に親しみ、山に感謝する日「山の日」

山の日は2016年に新設されました。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としています。


夏の山と言えば、避暑地ではないでしょうか。川のせせらぎ、森の木漏れ日、癒やされますよね。そんな自然を語る時に必ずと言っていいほど出てくる言葉がマイナスイオン。なんとなく体に良さそう、心を休ませてくれそうなどのイメージがありますが、実のところはなんなのでしょうか。


科学的に言えば、大気中に存在する負の電荷を帯びた分子の集合体。これだけ聞いても「?」となりますが、こうした特性を持つ物質があるのは事実です。

しかし、自然の中に多く、癒やし効果があるという事はまだ科学では実証されていません。自然の中にいると癒やされるのはマイナスイオンが〜という理屈ではなく、人間も自然の一部だからだと考えた方が素敵ですね。

食べてなくてもお腹がポッコリ…夏太りの原因を解明

暑くて毎日汗をかき、食欲も落ちて体力減少。そんな毎日を過ごしていれば痩せてしまうのは当たり前…と思いきや、逆に太ってしまったという方が大勢います。ある調査によると4人に1人が夏太りを経験しているのだとか。


この理由として考えられるのが、冷えです。暑いからと言って冷たいものばかり食べたり、クーラーを強くしすぎると、体の表面は暑く感じるのに、内側だけがどんどん冷え、代謝が低下してしまいます。

さらにこの状態で、夏バテ防止にできるだけ栄養価の高いものを食べようとしても、エネルギーとして使うことができずにどんどん体に蓄積されてしまいます。その結果、夏太りへと陥ってしまうのです。