えがおぶらり旅|京都編

京都といえば、言わずと知れた日本を代表する観光地ですよね。清水寺や金閣寺、伏見稲荷など…有名な所を挙げ始めるとキリがないくらいです。今回は、そんな京都の中でもあまり知られていない隠れスポットを取材してきました。

金運を上げたいならここ!黄金鳥居の御金神社

ビルやマンションが立ち並ぶ京都の中心地。こんな所に神社があるのだろうか…と思ってしまうような場所に、一際眩しい黄金の鳥居がありました。御金神社は元々、住宅街にひっそりと佇む小さな神社だったのですが、「京都でも有数の金運神社」という噂が広まり、パワースポットとして、今では全国から参拝者が訪れるようになったそうです。取材に行った日も平日の昼間にもかかわらず、境内の中はとても賑わっていました。
この御金神社へ来たらぜひ授かりたい、と言われているのが「福財布」。いかにもご利益がありそうな鮮やかな黄金色で、売り切れてしまう日があるほど大人気です。お札を入れておくも良し、宝くじを入れておくも良し、自由に金運へのお願いを託してみてください。
さらに、とても珍しいイチョウの形をした絵馬もあります。たくさんの願いが書かれた絵馬の中には、「宝くじが当たりました」「時給が上がりました」など、感謝の言葉を書いたものもたくさんあるそうです。
また、24時間参拝可能なのも人気の1つで、夜のライトアップは神社全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

京都の中心!?聖徳太子ゆかりの六角堂

正式名称は紫雲山頂法寺。聖徳太子が創建したとされる由緒正しいお寺で、本堂の形が六角形であることから、「六角堂」の通称で親しまれています。「いけばな発祥の地」としても知られている六角堂ですが、不思議な伝説「へそ石」についてご存知でしょうか?

山門をくぐって右側にある、中央に丸い穴があいた六角形の石。明治時代初期に六角堂が京都の中心とされていたことから、体の中心であるへそになぞらえて、「へそ石」と名付けられました。また、平安京の造営時、新たな道づくりに困り祈ったところ、本堂がひとりでに北へ15mも移動し問題が解決した、という伝説もあります。その時、この「へそ石」だけが動かずに残っていたそうです。
その他にも、1つだけ願いを叶えてくれる「一言願い地蔵」やにこにこ顔の「十六羅漢」など六角堂にはたくさんの見どころがギュッと集まっています、

京都最古級の神社、歴史を感じる松尾大社

飛鳥時代に社殿を建立したのが起こりと伝えられ、「松尾造り」と呼ばれる珍しい建築様式の本殿は、重要文化財にも指定されています。京都嵐山では、最強のパワースポットの1つに数えられるそうで、静かで荘厳な雰囲気が素晴らしいと人気を集めています。目の前にある大きな鳥居の前に立つだけでも、凄いパワーを感じることができました。どうしても叶えたい願いがある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。