地方移住に注目が集まる!

若い頃から長年住み慣れた土地こそ自らの終の棲家…という考えが一般的ではありましたが、近年では地方移住を希望する人が急増傾向にあると言われています。これは、東京や大阪、名古屋などの大都市から地方に移り住むこと。ただの引っ越しのような感覚ではなく、仕事や住居、生活環境など様々なライフスタイルをガラッと変えることを目的としています。

不動の人気!「長野県」のはずが…

2020年から問題視されている新型コロナウイルスの影響も地方移住を加速させた理由の一つと言えるでしょう。一極集中している人工分布は、やはりこうした感染症の影響を受けやすいもの。それによってテレワークやリモートワークといった出社しない勤務形態が広まり、会社までの通勤時間を気にせず住む場所を選ぶことができるようになりました。

地方移住のメリットと人気の移住地

もちろん地方移住は都市圏に比べて電車の本数も少ないですし、買い物をする場所も限られます。しかし、それと引き換えにしてでも嬉しいメリットがたくさん!
まず家賃や地価が安いだけでなく、間取りが広い部屋や家が多いこと。そして、なんといっても自然に触れ合えることでしょう。家族との団らんや趣味に費やす時間の余裕も持ちやすくなります。
その移住先として人気なのが、だいにち堂もある長野県。下の表は東京にあるふるさと回帰支援センターが発表している移住希望地ランキングです。

2019年まで長野県は3年連続1位を獲得しました。長野県や他の地方行政では、移住支援として下のような補助を受けられることもあります。気になる地域に問い合わせてみてください。

※詳細は各市町村にご確認ください。

だいにち堂がある「松本・安曇野エリア」の魅力

移住先として大注目の長野県の中でも、特に人気の地域こそだいにち堂のある「松本・安曇野エリア」です。国宝である松本城はもちろん風情のある街並みは観光客を虜にし続けてきました。また、北アルプスの山々は四季折々の顔を見せてくれます。ただ、これらは全て旅行客向けの情報に過ぎません。移り住んでみて「こんなはずじゃなかった…」とならないよう、実際に東京から移住しただいにち堂社員が現地の声として「松本・安曇野エリア」を解説します!

歴史や文化

観光地として有名なのは当然、松本城です。地域に愛着が出るほど誇りに感じるように。それだけではなく、安曇野エリアはアートの街。安曇野市から白馬村まで続く道には19もの美術館があります。

特産品・食べ物

そばやおやきなどの特産品から、りんごなどのフルーツまで季節によって美味しい特産品が満載!長野県の長寿の秘訣は、こうした食文化も関係していると言えるでしょう。

自然

有名な上高地や白馬村の自然は圧巻のひとこと。また、街中にいても雄大な北アルプスを眺められます。しかし、山側の別荘地には猿や熊などが出没することもあるので注意が必要です。

買い物事情

中心地となる地域では、普段買い物に不便を感じないほどスーパーやドラッグストアが揃っています。物価は都内に比べてやや安価なのも嬉しいです。ただ、やはりどこへ行くのにも車は欠かせません。

医療・福祉

松本市の医療施設の割合は、全国平均に比べ大幅に多く万が一でも安心。ただ介護施設は、民間企業が次々と参入してきていると言っても、平均年齢の高齢化とともに圧迫傾向にあります。

長野県は雪国…?そんなことはありません!!

東京の知人に「長野に移住した」と言うと必ず言われるのが雪のこと。確かに松本・安曇野をさらに北に抜けて白馬村まで行けば豪雪地域です。松本・安曇野は雪が降ると言っても、近年は歩けなくなり渋滞を引き起こすほどの大雪はほとんどありません。関東に比べ気温は低いですが、コンクリートの建物が少ないので、乾いた冷たさを感じにくいのも特徴です。