この食材がすごい!栄養満点の「おでん」で健康生活

おでんは、何を入れても合うお鍋界のスーパープレイヤー。せっかく食べるのなら、栄養が豊富で健康に良いものを食べたいですよね。そこで、おでんに入れてもよし、鍋に入れてもよしの栄養価が高い食材をご紹介。ぜひ体に良い具材がいっぱいのおでんで、この冬も元気に越しましょう。

にんにく

にんにくのニオイの正体であるアリシンは元気をサポートする成分。豚肉や玄米などビタミンB1を含む食品と一緒に摂ると吸収しやすくなっておすすめです。おでんに入れて食べるなら、にんにくをすりおろして練り物に混ぜるのが通な食べ方。すりおろしてにんにくの細胞を細かくつぶすことで栄養素を効率的に摂取して、にんにくのパワーを引き出すことができます。

【主な栄養素】アリシン・ビタミンB6・カリウム

しいたけ

きのこ類の中でも栄養がとっても豊富。しいたけ特有の栄養成分「エリタデニン」は、血流をスムーズにし、生活習慣病の予防にも役立ちます。それだけじゃありません。丈夫な骨や歯を作るビタミンD、体内のカルシウム代謝を高めてお肌のターンオーバーを整える美容の味方でもあります。

【主な栄養素】食物繊維・エリタデニン・ビタミンD

カニ

タンパク質、亜鉛、銅、アスタキサンチンなどを含んでいます。おでんや鍋にすることで、栄養素を効率よく摂り入れることができます。

【主な栄養素】ビタミンB12・タウリン・亜鉛

あさり

カルシウムやカリウム、鉄などのミネラルがたっぷり入っています。特に100gあたりに含まれるビタミンB12の含有量は貝類の中でNo.1。

【主な栄養素】ビタミンB12・タウリン・亜鉛

ゆで卵

ビタミンCと食物繊維以外のほとんどの栄養素が摂れるので「完全栄養食品」とも呼ばれています。例えるなら、完全無欠の食品界のヒーロー。タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、鉄分や亜鉛などのミネラルも豊富です。身近で手に入りやすく、手軽に摂りやすいのも魅力です。私たちが体の中で作りだせない「必須アミノ酸」も9種類すべて含んでいます。

【主な栄養素】ビタミンD・ビタミンB12・ビオチン

ブロッコリー

ビタミンA、B、C、Eや食物繊維などの他、タンパク質、炭水化物、少量ですが脂質も含まれています。手軽に体に必要な栄養素を幅広く摂ることができる優秀な食材です。特に豊富なのがビタミンC。なんとレモンより多いのです!ビタミンCやビタミンBは水に溶けやすいので、おでんの汁も一緒に味わうと栄養を効率よく摂ることができます。

【主な栄養素】ビタミン・鉄分・亜鉛・カルシウム・食物繊維

にんじん

代表的な「緑黄色野菜」で、βカロテンの含有量は野菜の中でもトップクラス。体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあると言われています。ビタミンB群やカリウム、食物繊維などの含有量も多い。リコピンそのものが活性酸素を減らす働きがあるそうです。

【主な栄養素】βカロテン(ビタミンA)・カリウム

一緒に食べて栄養価アップ!

  • 玄米

玄米は白米よりも栄養豊富でビタミンEをはじめ鉄分、亜鉛、カルシウム、食物繊維など多くの栄養素を含みます。

  • お酢

お酢のアミノ酸とクエン酸は、運動による疲労の回復も助け、血糖値の上昇を緩やかにする頼もしい存在。