情シス松本の気まぐれ歴史紀行|滋賀県編

だいにち堂で情報システム課に在籍している松本です。2024年NHK大河ドラマ主人公の紫式部ゆかりの地ということもあり、今回は滋賀県に行って来ました。個人的には20代の頃に仕事でよく来たため思い入れのある場所でもあります。やはり歴史的に面白い所が多く1回だけでは書ききれないため私の偏向的な好みでご紹介したいと思います。

源氏物語誕生の地 石山寺

平安時代より前からある大津市の石山寺は、紫式部が源氏物語を執筆した場所とも言われています。本堂には「源氏の間」がありましたが、紫式部像は残念ながら修理中でした。既に大河ドラマ色が出ており盛り上がっていました。

明智光秀ゆかりの地 大津市坂本

明智光秀の居城坂本城址や延暦寺の門前町の坂本ですが、個人的には「穴太衆(あのうしゅう)」という戦国時代に石工のプロフェッショナル集団がいた町に興味があり訪れました。少しマニアックな内容ですが、石垣好きな私には幸せな時間でした。また穴太衆の末裔の方が今も同じ町で建設会社をしているということが驚きです。

安土城址から望む 琵琶湖

こちらも有名な城址ですね。総石垣で普請され、前述の穴太衆の技術は安土城から全国に広がったとのことです。もちろん修復後ではありますが、石段や石垣の総量に見ごたえがあります。そんな安土城も信長が入城して2年後に焼失してしまったとのことで、今回は信長目線で琵琶湖を眺めてきました。

お市と3姉妹の生涯に思いをはせる 小谷城址

湖北長浜市の山城です。あまり有名ではありませんが、当時信長が岐阜から京へ出るためには、交通の要所にある小谷城の奪取が必要でした。敵対する浅井長政の妻、お市は信長の妹ということも有名ですが、浅井氏支城の長比城や横山城奪取や姉川の戦いなどこの地での戦いは激戦であったものと思われます。

小谷山は急勾配ではありませんが、12月中旬でも伊吹山から吹き付ける吹雪が辛すぎました。琵琶湖の景色も良いので紅葉シーズンがおすすめです。

初となる本企画ですが、評判が良かったら第2回以降もご紹介したいと思います。また、皆様からのリクエストもお待ちしております。