長野県をおさえた全国のすごい県

皆さん、「長野県といえば?」と聞かれた時、「コレ!」と思い浮かぶものはあるでしょうか?りんごやそば、温泉、スキー、スノーボードなど有名と言われているものは様々ありますが、ランキングにしてみると驚きの結果に!ここでは、堂々の日本一に輝いたスゴイ都道府県をご紹介します。

りんごの収穫量

第1位 青森県 46万3000トン 61%(全国シェア)
第2位 長野県 13万5400トン 18%(全国シェア)

蜜をたっぷり含んだ優しい甘さが子供から大人まで人気のりんご。太陽をたっぷりと浴び真っ赤に熟れたりんごを口に頬ばれば、シャリっと小気味よい音を立てます。りんごの生産量、堂々の日本一は言わずと知れた青森県!「つがるりんご」はその名の通り青森の地名が付いているほか、青森で栽培されているりんごの品種は、なんと70種類以上もあるんですよ!
※令和2年産りんごの結果樹面積、収穫量及び出荷量(農林水産省)

ぶどうの収穫量

第1位 山梨県 3万5000トン 21%(全国シェア)
第2位 長野県 3万2300トン 20%(全国シェア)

夏から秋にかけて旬を迎えるぶどう。山梨県が日本一に輝きました。山梨県はフルーツ王国で、「ぶどう」以外にも「もも」「すもも」の日本一の収穫量を誇ります。特にぶどうの栽培の歴史は古く、山梨県では約1300年前から作り始めたと言われています。山梨発祥の「甲州」という品種のぶどうは日本を代表する白ワインでも使用されます。
※令和2年産日本なし、ぶどうの結果樹面積、収穫量及び出荷量(農林水産省)

温泉の数

第1位 北海道 243箇所 
第2位 長野県 205箇所

旅行に訪れた際、1日の締めくくりとして楽しみになるのが温泉です。長野も温泉大国として有名ですが、意外や意外、温泉の数では全国2位なのです。長野を抑え1位に君臨したのは北海道!その数243箇所!そしてなんと泉質も9種類と豊富にある、まさに温泉郷。温泉、泉質の数から「温泉のデパート」という異名も持っているらしいですよ。
※令和元年度温泉利用状況(環境省)

日本酒業者の数

第1位 新潟県 89箇所 
第2位 長野県 75箇所

高級米「コシヒカリ」と言えば新潟!というくらいお米の産地として日本人に浸透しているのが新潟県ではないでしょうか。天下の米どころとして知られる新潟県が誇るのは、お米だけではありません。私たち日本人の主食である「米」から作られるものといえば?そう大人の楽しみ「日本酒」です。日本酒醸造所数でも日本一に輝いた新潟県。そんな新潟の日本酒はすっきりと淡麗な味わいが特徴。仕込みが雪深い時期に行われるため、発酵がゆっくりと進むことによって、キリッとした辛口の日本酒に仕上がります。料理にも合わせやすく日本酒愛好家からこよなく愛されているんだとか。
※国税庁 清酒製造業の概況(平成30年度調査分)「企業数の推移 都道府県別」

蕎麦の収穫量

第1位 北海道 1万9300トン 43%(全国シェア) 
第2位 長野県 3960トン 9%(全国シェア)

長野県の食と聞けばツルツルとのど越しのよい「信州そば!」と答える方も多いのではないでしょうか。ですが驚くなかれ、長野県を抑えて全国1位を獲得した県があります。それが北海道です。2位の長野県と差をつけて堂々のダントツ1位!蕎麦は昼夜の寒暖差が激しく、水はけの良い産地での栽培に適しています。また、厳しい環境でも力強く育つため北海道の寒い地域でも多く栽培されるのです。
※令和2年産そば(乾燥子実)の作付面積及び収穫量(農林水産省)

電子部品 デバイス電子回路出荷額

第1位 三重県 1兆4838億円
第2位 長野県 6102億円

プリンターで有名な大企業もある事から長野県は精密機器の製造でも知られています。ですがランキングを見ると第2位。表彰台のファーストプライズをとったのはなんと、三重県でした!真珠やミカン、松阪牛などでも知られている三重県。液晶パネルや集積回路等の製造が2003年頃から急速に伸びました。今では製造業の売上高に占める割合が最も多い主要産業へと成長したのです。
※経済産業省 工業統計調査 2020年確報品目別統計表